パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!
当記事は2010年9月から「TTLでCPUをつくろう!」というタイトルの もとにほとんど毎日連載をしてきたものを再編集したものです。 2011.6.18
前へ
次へ
目次へ戻る
ホームページトップへ戻る
☆ついにパソコン組立キットを企画することに…
プロローク(第1回〜第39回)のいきさつから、ながらく休止していたパソコン組立キットの企画を決意し、その販売に向けての準備に着手します。
ユーザー本位の組み立てキットとするために、使用するパーツはそれぞれ正規代理店を通じて仕入れることにします。
自身でも試作をしながら組立説明書とWindows7のセットアップ説明書を作成し、いざ販売開始…。
というところまでがテーマになっています。

[第42回]

●マザーボード BIOSTAR G31M+

前回も書きましたような成り行きで、中日電工発のWindows7パソコン組立キットを企画いたしました。
中日電工発Windows7パソコン組立キットのご紹介は[第40回]から始まっております。
なおここに至りましたいきさつにつきましては[第36回]あたりから書いておりますので、途中から当サイトにご訪問いただきました方は、もしよろしければそのあたりからお読みいただければ幸いです。

今回はマザーボードの御紹介です。
BIOSTAR社の新製品G31M+です。


このマザーボードも、勿論BIOSTARの正規代理店から直に仕入れいたしました。
なんで今頃G31なの?
という声が聞こえてきそうですけれど。
あ。G31というのは、Intelのチップセットです。
今ならG41の方が当たり前じゃないの?
と言われる方が多いかも知れません。
でもですね。
私が考えたのは、はじめてハードをさわるという、初心者入門用組立キットなのです。
通やマニアの方が対象ではありません。
第一、通やマニアの方が組立キットなどさわったりいたします?
ごくノーマルな初心者向きのキットということで考えますと、さらにコストの面からも考えますと、CPUはCeleron E3400ということになりますし、そうするとメモリはPC2−6400(DDR2−800)ということになりますから、それならチップセットはG31で良いのでは、ということになります。

私の過去の経験から、チップセットうんぬんよりも、BIOSその他がどれだけ枯れているか、という方が重要だと考えています。あちこち不具合が出て来て、BIOSのアップデートが必要だなどということになりますと、初心者はそれだけで拒否反応が出てしまいます。その意味でもG31の方がG41よりも枯れていると思います。
その意味で少し気になりましたのは、G31M+が新製品ということです。
む。新製品?
大丈夫か?
それに、今ごろなにゆえG31を使って新製品なのか?
代理店に聞きましたら、実は新製品と言っても、マイナーチェンジなのだそうです。
まあ。メーカーとしては、新製品と言ったほうが売りやすいということなのでしょう。
それで、BIOSTARのホームページでは、G31M+が新製品なのに、Ver.6.xになっているわけか。
う。
6.x?
なんだかよくわかりませぬ。

ところでBIOSTARについては、好き嫌いがあるようです。
メジャーなところでASUSとかGIGABYTEあたりの人気がやはり高いようですが、私は余り好みではありません。
むしろ私はBIOSTARは結構気に入っています。
まあ、あれこれ機能が欲しいわけではありませんので、ごくシンプル、スタンダードで、それなりの機能があって、それなりの価格であれば、もう十分です。
特にこれといったトラブルも経験していませんので、おすすめのボードです。

箱を開けたところです。

マザーボードのほかには簡単な説明書とドライバーディスク、バックパネルとあとはSATAケーブルが2本だけです。

マザーボードG31M+を箱から取り出して写真に撮りました。

実は、このボードは小さいです。
規格はMicro ATXなのですが、普通のMicro ATAよりももっとサイズが小さいです。

本日は時間が無くなってしまいました。次回に続きます。
CPUをつくろう!第683回(2010.12.10upload)を再編集

パソコンをつくろう![第42回]
2011.6.18upload
前へ
次へ
目次へ戻る
ホームページトップへ戻る