2021.12.15
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パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!

[第333回]



●パソコンのバックアップ(25)TeraCopy

前回はハードディスクをシステムディスクとデータディスクの2つに分けてそれぞれを別々にバックアップすると効率よくバックアップできますと書きました。
データのバックアップは普通にエクスプローラでも行なえます。
コピー元のハードディスクとコピー先のハードディスクの2台をWindowsパソコンに接続してWindowsを立ち上げたあと、たとえばコピー元のDドライブからコピー先のEドライブにコピーをする場合なら、エクスプローラでDドライブを開いて「全てを選択」し「コピー」を実行します。
そのあとEドライブを開いて「貼り付け」を実行します。
DドライブからEドライブにマウスでドラッグするという方法でも行なえます。
ファイル数が少なければそれで十分間に合います。
しかしファイル数が多くなると時間がかかりますし、私の経験ではサイズが大きいファイルではうまくコピーができないことがありました。
さらに困ったことにWindows7の場合にエクスプローラでコピーアンドペーストを行なうと(何か条件があるようなのですが)コピー先のファイルの日時がコピーした日時に変わってしまいます。
これはとんでもないことだと思います。
時間をかけていろいろな作業を行なって作成した複数のファイルを日付順に整理したいときにそれができなくなってしまいます。
これは実に困ります。

[第312回]でFastCopyを紹介しました。
その時点では優れもののコピーツールだと紹介したのですが。
上のようなドライブ丸ごとのコピーをしようとした場合にはちょっとFastCopyでは使いづらいことがわかってきました。
エクスプローラのように簡単にマウスの右クリックでコピー、貼り付け、というようにはできません。
それにディスクドライブの丸ごとコピーには対応しているのかいないのか、扱い方が今ひとつよくわかりません。
さらにどなたか他の方が書いてみえたのですがFastCopyでコピーミスを経験したのだとか(詳しいことは覚えていません)。
その方がいろいろ試してたどりついたコピーツールがTeraCopyです、と書かれていました。

コピーツールでネットを検索すると上位にずらりと並ぶのがFastCopyなので、TeraCopyというのは私は知りませんでした。
どんなものかと思ってさっそくダウンロードして使ってみました。
なるほど確かにTeraCopyこそはほんものの優れものでした。
一応はフリーソフトです。
「但し」がついています。
「非商用に限りフリー」との但し書きです。
皆様の多くは個人ユースでしょうから非商用です。
フリーでダウンロードして使うことができます。
私の場合には仕事でパソコンを使いますから「商用」ということになりましょう。
どんなものかとりあえずは試してみた結果、これは思わぬ掘り出し物の優れものコピーツールだという確信を得ることができましたので有償の「Pro」バージョンを購入いたしました。

本日は時間がなくなってしまいました。
この続きは次回に書くことにいたします。

パソコンをつくろう![第333回]
2021.12.15upload

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