パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!
[第312回]
●パソコンのバックアップ(4)FastCopy
Win98prntrマシンに新旧2台のハードディスクを実装して8年分のデータファイルをコピーするのに使ったのはフリーのコピーツールFastCopyです。
FastCopyはWin7−1にインストールしているのですが、Win7−1に実装したハードディスクやフォルダ間のファイルコピーができることはもちろんのこと、LANで接続したネットワーク上の他のパソコンに実装したハードディスクにもアクセスしてデータファイルのコピーをしかも高速で行なうことができます。
今回はその機能を利用してWin7−1とLANで接続したネットワーク上のパソコンのWin98prntrに実装した2台のハードディスク間でファイルの差分コピーを行ないました。
差分コピーというのはコピー元とコピー先のフォルダを比較して同一のファイル名、同一の作成日時のファイルを除外してそれ以外のファイルをコピーする機能です。
そのほか色々な条件を設定して目的に合ったコピーをすることができます。
それでいて実に軽々と動いてくれる、超優れもののソフトです。
しかもなんとフリーソフトなのです。
ということで今回はFastCopyのご紹介です。
こちら(↓)がFastCopyの公式ページです。
https://fastcopy.jp
最新バージョンは3.92のようです。
私が使っているのは4年ほど前にダウンロードした3.32です。
下はWin7−1上にインストールしたFastCopyを起動してネットワーク上のWin98SEパソコン**rverのCドライブからDドライブにフォルダ(フォルダ名document)の中のファイルを差分コピーしたときの画像です。
Source(コピー元)ボタンとDestDir(コピー先)ボタンを押すとExplorerと同じ階層表示のなかから目的とするフォルダを選ぶことができます。
選択したフォルダの下にあるファイルだけではなくてそれより下層のフォルダもコピーの対象になります。
デフォルトではDestdirで指定したフォルダ名の後ろには¥が付加されます。
¥がある場合とない場合とでコピーの動作に違いがあります。
下は「ヘルプ」をクリックして表示された画像です。
FastCopyは超優れもののソフトなのですがさすがに動作OSにはWindows98SEは含まれていません。
幸い上のほうに書きましたようにWindows7のネットワーク上にあるパソコンならばWindows98SEであっても自機のハードディスクと同じようにコピーの対象にすることができますので、Windows98SEのハードディスクのファイルのバックアップにも有難く使わせていただいております。
パソコンをつくろう![第312回]
2021.10.27upload
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