パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!
[第228回]
●USBメモリからDVD−Rにコピーする
[第226回]ではclonzillaでUBUNTUシステムのバックアップイメージをUSBメモリに保存しました。
また前回、[第227回]では、その保存したバックアップイメージからシステムを復元しました。
それで思いついたのですが、USBメモリに保存したバックアップイメージをDVD−Rにコピーして保存しておくというのはどうでしょうか。
DVD−Rの容量は4.7GBですからバックアップイメージのサイズがそれよりも大きくなってしまっては駄目ですけれど、今のところは1.7GB程度ですから余裕で保存できてしまいます。
clonezillaにはDVD−Rにバックアップイメージを保存したり、DVD−Rからシステムを復元する機能は無いようですけれど、一旦USBメモリに保存したあとでそれをDVD−Rにコピーして保存したり、またDVD−Rにコピーして保存したバックアップイメージをUSBメモリにコピーしてから、clonezillaでシステムを復元するということならできそうです。
そこでまずはUSBメモリに保存したバックアップイメージをDVD−Rにコピーしてみることにしました。
USBメモリを接続して、ランチャの一番上にあるの家のマークのアイコンをクリックしてホームフォルダを開き、左側のusb4gbをクリックして、USBメモリの中味を表示させます。
あ。
デスクトップ画面左上に表示されているusb4gbアイコンをダブルクリックすることでも、この画面になります(そのほうが簡単ですね)。
2011−10−03−07−imgが[第226回]でUSBメモリに保存したバックアップイメージです。
DVDドライブに空のDVD−Rをセットします。
すると下のように表示されます。
[OK]をクリックします。
「CD/DVDクリエータ」が表示されます。
USBメモリのバックアップイメージフォルダをマウスでつまんで「CD/DVD作成フォルダ」までドラックします。
「ディスクに書き込む」をクリックします。
このように表示されます。
「書き込む」をクリックします。
最初2〜3分くらいの間は書き込む前の準備作業が行なわれます。
DVD−Rへの書き込みが開始されました。
実は書き込み中に、[PrintScreen]キーを押して、このような画面コピーを何回か行なったのですが、まずかったようです。
途中で画面コピー作業をすると書き込みエラーが発生してしまいます(2度経験しました)。
DVD−Rの書込み中は他の操作はしないほうがよいようです。
データの書き込みが終わりました。
DVD−Rへの書き込みには11分ほどかかりました。
書き込んだあとのDVD−Rの中味を見るには一旦DVDドライブのトレイをオープンして、それから(書き込み済みのDVD−Rを入れたままで)もう一度クローズすると、DVD−Rが認識されて、下のように表示されます。
間違い無くDVD−Rにバックアップイメージがコピーされました。
●DVD−RからUSBメモリへコピーする
今度はさきほどとは逆に、DVD−RからUSBメモリにバックアップイメージをコピーしてみます。
USBメモリをクリアしてから、そこにコピーしてもよいのですが、今回はもとのバックアップイメージの名前を変えることにしました。
名前の後に−1をつけました。
そうしておいて、そこにDVD−Rのバックアップイメージをマウスでつまんでドラッグします。
DVD−RからUSBメモリにバックアップイメージがコピーされました。
今回は説明を省略しますが、このようにしてUSBメモリ→DVD−R→USBメモリというようにコピーしたバックアップイメージを読み込んでclonezillaでシステムの復元が正しく行なわれることを確認いたしました。
パソコンをつくろう![第228回]
2011.10.5upload
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