2011.10.5
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パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!

[第228回]


●USBメモリからDVD−Rにコピーする

[第226回]ではclonzillaでUBUNTUシステムのバックアップイメージをUSBメモリに保存しました。
また前回、[第227回]では、その保存したバックアップイメージからシステムを復元しました。

それで思いついたのですが、USBメモリに保存したバックアップイメージをDVD−Rにコピーして保存しておくというのはどうでしょうか。
DVD−Rの容量は4.7GBですからバックアップイメージのサイズがそれよりも大きくなってしまっては駄目ですけれど、今のところは1.7GB程度ですから余裕で保存できてしまいます。

clonezillaにはDVD−Rにバックアップイメージを保存したり、DVD−Rからシステムを復元する機能は無いようですけれど、一旦USBメモリに保存したあとでそれをDVD−Rにコピーして保存したり、またDVD−Rにコピーして保存したバックアップイメージをUSBメモリにコピーしてから、clonezillaでシステムを復元するということならできそうです。

そこでまずはUSBメモリに保存したバックアップイメージをDVD−Rにコピーしてみることにしました。
USBメモリを接続して、ランチャの一番上にあるの家のマークのアイコンをクリックしてホームフォルダを開き、左側のusb4gbをクリックして、USBメモリの中味を表示させます。

あ。
デスクトップ画面左上に表示されているusb4gbアイコンをダブルクリックすることでも、この画面になります(そのほうが簡単ですね)。
2011−10−03−07−imgが[第226回]でUSBメモリに保存したバックアップイメージです。

DVDドライブに空のDVD−Rをセットします。
すると下のように表示されます。

[OK]をクリックします。

「CD/DVDクリエータ」が表示されます。


USBメモリのバックアップイメージフォルダをマウスでつまんで「CD/DVD作成フォルダ」までドラックします。


「ディスクに書き込む」をクリックします。


このように表示されます。

「書き込む」をクリックします。

最初2〜3分くらいの間は書き込む前の準備作業が行なわれます。
DVD−Rへの書き込みが開始されました。

実は書き込み中に、[PrintScreen]キーを押して、このような画面コピーを何回か行なったのですが、まずかったようです。
途中で画面コピー作業をすると書き込みエラーが発生してしまいます(2度経験しました)。
DVD−Rの書込み中は他の操作はしないほうがよいようです。

データの書き込みが終わりました。



DVD−Rへの書き込みには11分ほどかかりました。

書き込んだあとのDVD−Rの中味を見るには一旦DVDドライブのトレイをオープンして、それから(書き込み済みのDVD−Rを入れたままで)もう一度クローズすると、DVD−Rが認識されて、下のように表示されます。

間違い無くDVD−Rにバックアップイメージがコピーされました。

●DVD−RからUSBメモリへコピーする

今度はさきほどとは逆に、DVD−RからUSBメモリにバックアップイメージをコピーしてみます。

USBメモリをクリアしてから、そこにコピーしてもよいのですが、今回はもとのバックアップイメージの名前を変えることにしました。


名前の後に−1をつけました。

そうしておいて、そこにDVD−Rのバックアップイメージをマウスでつまんでドラッグします。

DVD−RからUSBメモリにバックアップイメージがコピーされました。

今回は説明を省略しますが、このようにしてUSBメモリ→DVD−R→USBメモリというようにコピーしたバックアップイメージを読み込んでclonezillaでシステムの復元が正しく行なわれることを確認いたしました。

パソコンをつくろう![第228回]
2011.10.5upload

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