2011.10.4
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パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!

[第227回]


●USBメモリのバックアップイメージからシステムを復元する

今回は前回USBメモリに保存したバックアップイメージからシステムを復元してみることにいたします。

前回バックアップしたもとのUBUNTUシステムディスクです。
ここにシステムを復元しますから、先に中味をクリアしておきます。
GPartedを起動して作業します。


パーティションを全てクリアして、そこに仮のパーティションを作りました。


clonezilla live CDでclonezillaを起動します。
途中の説明は適宜省略します。
前回はバックアップ用のハードディスクも接続したままでしたが、今回は外しました。
現在接続しているのは、これからシステムを復元する予定のハードディスクとUSBメモリだけです。
sda1がハードディスクで、sdb1がUSBメモリです。

sdb1を選択して[Enter]キーを押します。

「restoredisk イメージをローカルディスクにリストア」を選択して、[Enter]キーを押します。


前回USBメモリに保存したバックアップイメージが表示されますから、そのまま[Enter]キーを押します。


コピー先としてsdaが表示されますから、そのまま[Enter]キーを押します。


[y][Enter]キーを押すとリストア作業が開始されます。


リストアが完了しました。


clonezilla live CDを取り出して、ハードディスクに復元されたUBUNTU11.04を起動します。
UBUNTU11.04上でGPartedを実行しているところです。


前回USBメモリはntfsでフォーマットし、そこにclonezillaでバックアップイメージを保存しましたが、今回はそのイメージからシステムの復元を行なうことができました。
Windows用のntfsフォーマットでもバックアップイメージが保存できたことになります。
たとえば、USBメモリをWindowsパソコンに接続して、clonezillaで作成したバックアップイメージをWindows7やWindowsXPシステムのハードディスクにコピーして管理するというようなことも可能になりますから、Windowsのバックアップと一緒に管理することができます。
これは有り難いです。

ちなみに、これはUBUNTUでUSBメモリを開いたところです。

USBメモリに保存したバックアップイメージフォルダのプロパティを開いています。

こちらはWindows7でUSBメモリを開いたところです。

USBメモリに保存したバックアップイメージフォルダのプロパティを開いています。

パソコンをつくろう![第227回]
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