パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!
当記事は2010年9月から「TTLでCPUをつくろう!」というタイトルの もとにほとんど毎日連載をしてきたものを再編集したものです。 2011.6.16
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☆プロローグ
中日電工代表者である私(菱田)がWindows7に出会い、ながらく休止していたパソコン組立キットを再び企画するに至ったいきさつを書いています。
なぜメーカー品のパソコンではだめなのか。メーカー品のパソコンのどこが問題なのか。
どうして組立キットなのか。
既存のパソコン組立キットのどこが問題なのか。
そういう辺りがテーマになっています。

[第2回]

●Windows7を入手

さて覚悟を決めたからには、Windows7を調達しなければなりませぬ。
そこで、早くも、のっけから、判断ミスを犯してしまいました。

なにしろ、WindowsXPのセットアップをしたのが最後だったものですから、その後のハードウェアの性能アップには余り関心がなかった、のです。

最初は、それでもまっとうに、Windows7をセットアップするために、新規にパソコンを1セット組み立てるか、などと考えていたのですけれど。
よくよく考えてみたら、ようするにND80ZVのUSB接続テストを成功させるためだけにWindows7パソコンが要る、つうだけの目的なのですから。
おいおい。そのためだけに1台新品で組んでしまうのかよ、そりゃあちょいともったいないのではありませんかあ。

てな具合に考えが進んでしまって。
Windows7がいかなるスペックを要求しているか、などということには、とんと無頓着でありましたものですから。

ま、あれだ、とりあえず、一番手っ取り早いのは、普段ほとんど使っていないWindowsXPパソコン(もちろん自作)のだなあ、ハードディスクだけ外して、そこに新しいハードディスクをつっこんで、そいつにWindows7をインストールすれば、そりゃあ安上がりではないかあ。
幸か不幸か、未使用の新品のハードディスクも所有していたのでありますね。
おお、こいつを使えば、そうすると、Windows7だけ入手すれば、それだけでWindows7パソコンが出来あがってしまうではないか。

なんとまあ、私は賢いことでしょお。
さっそくネットでWindows7の最安値をサーチいたしましたよ。
製品版などには興味はありませぬ。
もちろん購入するならDSPです。
パーツと抱き合わせで販売している、OEM版のセット販売です。
こいつあ安い。
なに、Microsoftのサポートなんぞ、はなから期待しておりませんから、それで十分。

しかし。うう。安いことは安い、のだけれど、ちょっとそりゃあDSPとしては、いいのかなあ。
ああ。詳しくは申しません。
わたしぁ、安けりゃあいい、のでありますけれど。
しっかし、安いもののなかには、むむ、これって、ちょっとまずいのではありませんかあ、という、なんとも理解に苦しむバンドル品がありまして…。

あ。でも、それについては、ここまでにしておきましょお。

●Windows7 Home Premium 64ビット版です

ところでWindows7には3つのエディションがあります。
Home PremiumとProfessionalとUltimateです。
んでもまあ、目的は、何回も書いておりますように、やむを得ずND80ZVの接続テストをする、というだけのことでありますから、Home Editionで十分でありましょう。

さて、ところで、もうひとつ、32ビット版と64ビット版の区別があるのですよねえ。

そこのところは、うかつにも、さして深くは考えないで、64ビット版を購入してしまいました。
え?その理由は?
たまたま最安値のショップが、32ビット版が売り切れで、64ビット版しか無かったからですよお。

いいのか?そんな単純な判断で?
よくはありませんでしょうよ。

パッケージに入ったままの写真です。


パッケージから取り出したDVDと説明書です。

あきれるほど薄っぺらな説明書(だと思います。結局中身はまだ全然見ていませんです)。

で、さっそくセットアップを開始しましたら。
しょっぱなからエラーメッセージがでてしまいました。
英語でしたので、何て書いてあったのかは覚えていないのですけれど、その意味は、
「CPUが64ビットじゃ、ないよお」(とほほ…)
CPUをつくろう!第599回(2010.9.2upload)を再編集

パソコンをつくろう![第2回]
2011.6.16upload
2011.6.18再編集

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