パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!
当記事は2010年9月から「TTLでCPUをつくろう!」というタイトルの もとにほとんど毎日連載をしてきたものを再編集したものです。 |
2011.6.16 前へ 次へ 目次へ戻る ホームページトップへ戻る |
☆プロローグ 中日電工代表者である私(菱田)がWindows7に出会い、ながらく休止していたパソコン組立キットを再び企画するに至ったいきさつを書いています。 なぜメーカー品のパソコンではだめなのか。メーカー品のパソコンのどこが問題なのか。 どうして組立キットなのか。 既存のパソコン組立キットのどこが問題なのか。 そういう辺りがテーマになっています。 |
[第3回]
●64ビットでこけて、さて次の一手は?
Windows7を、うんと安上がりに導入しようとしましたら、みごとにこけてしまいました。
うう。いかにも甘かった。
もう少し、まじめに調べてから購入するべきでした。
今更調べてみたって遅いのですけれど、今回Windows7のセットアップを試みたパソコンは、ケースに貼りつけてあったメモによると、5年ほど前に組み立てたもので、CPUはCeleron D(315?)らしい。
Celeron Dが64ビット対応になる直前のものらしいことがわかりました。
私のボードはSocket478なのですけれど、64ビット対応版のCeleron DはSocket775以後のものなのだそうです。
うむむ。
こりゃあ、見事にアウトです。
さて、ではどうする?
こうなったら、やっぱり1セット新規に組むしかないじゃありませんか。
とほ。こんなはずじゃなかったのに…。
新規に組むとなると、今はハードディスクだってDVDドライブだってシリアルだから、手持ちのものを使うわけにはいかないし、キーボードだってマウスだってUSBでしょうし、それにそれに、どうせメモリだって手持ちのもので間に合うわけはないだろうし。
うわあ、じゃあ、ほんとに丸ごと新しく作らなくちゃいけないじゃないのぉ。
じょーだんじゃないなあ。
こんなんだったら、少しばかり高くったって、おとなしく32ビット版のWindows7を買えばよかった…。
う。まてよ。
うう。そーなんだ。
ちょっともったいないけれど、この64ビット版はしばらく置いといて、32ビット版のWindows7を買えば?
なんだか、めちゃめちゃ高いWindows7になってしまうけれど、それでも1台新規に組み立てるよりは、安くあがるのではないか?
ええ。
大体において世の中というものは、こういう展開で、だんだんと傷口が広がっていくもののようでありますねえ。
いいかげんに古いハードになんかこだわらないで、新しいのを1台作ったほうがよかった、のでしょうけれど…。
やっぱり、モノが十分では無かった時代に育ったせいでしょうか、とにかく、捨てられないのですよ。
それに、とにかく、WindowsXPが動いているヤツなのですから。
まだ、ほんの5年前に組んだヤツなのですよお。
ほんとにいいのか、おい。
一瞬、どこかで声がしたような。
だいじょうぶ、でしょう。
なんたって、Microsoft様もわざわざごていねいに32ビット版を用意していることでありますし。
そりゃあ、あれだ。
きっと、WindowsXPが動いていたパソコンにインストールするつうのが、ターゲットなんでしょお。
●Windows7 Home Premium 32ビット版です
ええ。また買ってしまいましたよ。今度は32ビット版を。
こんなことになるのなら、ちょっとばかり高くったって最初から32ビット版を買っておけば、古いハードにだって入れられたでしょうし、その気になれば新しいハードにだって入れられたでしょうに。
なんとおろかなこと。
ええ。ええ。
もっとおろかなことだったのですよお。
さっそく32ビット版でセットアップを開始しましたら。
おお。今度はうまくいっているようです。
うう。
ちと、遅いような…。
はて。WindowsXPのときはもっと快適にセットアップが進んだようじゃったが…。
一抹の不安が心をかすめます。
それでもなんとかセットアップの最終段階。
インジケータがのろのろと進みます。
が…。
うう。
いくらなんでも、ちと遅すぎるのでは?
あれ。ハングアップしていらっしゃる。
しょーがないから強制リセットしてみましたけれど。
セットアップの途中から、先へはとうとう進んでは、くれませんでした…。
矢尽き、刀折れ、万事休す。
ジ、エンド…、であります。
ほんと、ばかばかしいったらありませんなあ。
なにやってんでしょーね。まったく。
CPUをつくろう!第600回(2010.9.3upload)を再編集
パソコンをつくろう![第3回]
2011.6.16upload
2011.6.18再編集
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