2025.12.26
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パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!

[第378回]



●Windowsネットワーク

Windowsマシンの間でのネットワークですからWindowsネットワークです。
Windows11やLinuxを参加させたためになんとも面倒なことになっていたのですがようやく大体のところが見えてきました。
どうやらWindowsネットワークはWindows7以前とそれ以後ではルールが変わってきたようです。
以前はNetBIOS(NetBIOS over TCP/IP)がもっぱら使われていたのですが今では(Windows11の環境では)NetBIOSはレガシーなシステムとされています。
どうもよくわからんところがあるのですがネットワークにつながっているマシンを認識するためにNetBIOSでは特定のマシンがネットワーク上のマシンのコンピュータ名とIPアドレスとを結び付けて管理するということのようです。
今はDNSサーバーつうのが管理するという方式なのだそうですがようわかりまへん。
ただWindows11やLinuxパソコンを含めてネットワークを構成する作業をするなかでなんとなく見えてきたものがあります。
それはどうも私のところのネットワークではWindows7がキーマンになっているらしいということです。
一番古いWindows7マシンです。
このWindows7マシンを最初に起動させておかないと他のパソコンから見てネットワーク上の全てのパソコンが見えないという現象が出てきます。
Windows11は一番上位のOSですからWindows11が起動すればネットワーク上の全てのマシンを管理することになるのではないかと思ったのですがそこがどうやら違うようです。
とにかくネットワークの接続がいまひとつうまくいかないということで随分悩んだのですがそこのところ(Windows7マシンがキーマンだということ)が見えてきたことでなんとなくネットワーク問題が解決できたように思えます。
Windows11がボスであるはずという先入観のために余計に混乱してしまっていたようです。
本日は時間がありませんから(いつもそうですけれど)ざっくりと要点のみ書きます。
あとでもう少し突っ込んで検証するつもりです。

ネットワークについて確認するコマンドにnetconfigがあります。
netconfig /allを実行するとネットワークの詳細な情報が表示されます。
Windows11でnetconfig /allを実行しました。



何が大切な情報なのかよくわかりませんがなんとなく怪しそうなデータは隠しました。
DNSサーバーつうのもあります。
一番下にNetBIOS over TCP/IPがあってそれが有効になっています。
ということはレガシーなシステムが有効になっているじゃないの。
つまり。
ネットワーク上の特定のマシンが名前を管理しているということのようです。
うむむむむ。
見えてきましたよ。

どいつがそのマシンかということはnbtstatコマンドを実行すればわかるとのことです。
nbtstat −nを実行したときに..__MSBROWSE_..が表示されたらそのパソコンが名前の管理役を担っているということのようです。
Windows7マシンで実行してみましたら。



おおお。
やっぱりWindows7マシンがキーパーソンでありました。

パソコンをつくろう![第378回]
2025.12.26upload

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