2011.8.26
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パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!

[第192回]


●GNUペイント(gpaint)

今回もUBUNTUで使えるペイントツールのご紹介です。
GIMPのような本格的なものではなくて、Windowsのペイント(Mspaint)ライクなお手軽ペイントソフトに的を絞ってのご紹介です。

[第189回][第191回]で紹介いたしましたKolourPaintはMspaintによく似た感じのソフトでしたが、今回ご紹介するGNUペイントもよく似ています。

●GNUペイントのインストール

GNUペイントのインストールはそのほかのソフトウェアと同様に、Ubuntuソフトウェアセンターから行ないます。

ランチャーの「Ubuntuソフトウェアセンター」アイコンをクリックします。

Ubuntuソフトウェアセンターが開きます。

「グラフィックス」をクリックします。


「ペイント&編集」をクリックします。

表示されるソフトウェア一覧の中に「GNUペイント」がみつかります。

[詳細情報]をクリックしてみます。

「GNUペイント」の「詳細情報」が表示されます。

Windowsの”ペイントブラシ”に似せた「シンプルなお絵描きプログラム」だそうです。
「Windows」と言わずに「非フリーなOS」と言うあたりに、リナックス支持者たちの思いがこもっているような気がします。
[インストール]をクリックします。

パスワードを入力して[認証する]をクリックします。


インストールが開始されます。

インストールにはそれほど時間はかかりません。

インストールが完了しました。

ウインドウの左上の[X]をクリックして「Ubuntuソフトウェアセンター」を終了します。

●GNUペイントを起動する

インストールしたアプリケーションを起動するにはランチャーの「アプリケーション」アイコンをクリックします。


表示される「インストール済みアプリ」の中から捜しますが、名前がわかっている場合には、検索窓に名前の綴りの最初の2〜3文字を入力すると、候補が抽出表示されますから、そうした方が簡単に捜すことができます。
「gn」と入力するとGNUペイントが表示されました。

表示されたGNUペイント(GNU Paint)アイコンをクリックします。

GNUペイントが起動しました。

確かにMspaintに似ています。
Windows7の「ペイント」はかなりつくりが変わってしまいました。
これはWindows98以前の”ペイントブラシ”に近い感じです。
下はWindows98SEのMspaintです。
ね。似てますでしょう。


●GNUペイントをランチャーに登録する

GNUペイントをランチャーに登録してみます。

ランチャーに表示されているGNUペイントのアイコンをマウスで右クリックします。
「ランチャーに常に表示」をクリックすると、ランチャーに登録されるはずなのですが…。
GNUペイントを終了すると、ランチャーのGNUアイコンも消えてしまいます。
ほかのアプリケーションはこの方法でランチャーに登録するのが一般的だと思うのですが、どうやらGNUペイントはこの方法では駄目なようです。

「Ubuntuソフトウェアセンター」でGNUペイントを表示してみました。

[ランチャーに追加する]をクリックします。

すると、ランチャーにアイコン1個分のスペースが作られます。

でもGNUペイントのアイコンはランチャーに表示されません。

ひょっとしたら、と思って一度再起動してみました。

再起動後はGNUペイントのアイコンがランチャーに表示されました。
やれやれ、です。

GNUペイントでは日本語は表示されません。
全て英語で表示されます。

もちろん文字(テキスト)入力と表示も英数のみです。
KolourPaintは「言語サポート」を開くことで日本語化できました。
しかしGNUペイントは日本語化できないようです。
残念です。

パソコンをつくろう![第192回]
2011.8.26upload

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