パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!
当記事は2010年9月から「TTLでCPUをつくろう!」というタイトルの もとにほとんど毎日連載をしてきたものを再編集したものです。 |
2011.6.23 前へ 次へ 目次へ戻る ホームページトップへ戻る |
☆システムのバックアップ(6)フリーのバックアップソフト(2)Paragon Backup & Recovery 2011 「システムのバックアップ」はWindows7にその機能が含まれています。そこでその機能を検証してみることにしたのですが、うっかり使うととんでもない結果になってしまうことがわかりました。 そこでなにか他に代わるものはないだろうかと思い、フリーソフトを試してみることにしました。 |
[第133回]
●フリーのディスクバックアップソフト(2)Paragon Backup & Recovery 2011
[第131回]、[第132回]に続いて、フリーのディスクバックアップソフトを検証いたします。
今回は、Paragon Backup & Recovery 2011です。
このソフトもフリーとはとても思えない、高機能なバックアップソフトです。
ただ、検証してみました結果、やっぱりちょっと皆様にお薦めしづらいなあ、というところに落ち着いてしまいそうです。
その理由は2点あります。
第1点は、あらかじめユーザー登録が必要で、その後に送られてくるメールに記載されているプロダクトキーとシリアルナンバーを入力しないと使うことができない、という点です。
あ。いえ。ユーザー登録はもちろん無料です。
無料なのですけれど、そんなの面倒じゃないですか。
そういうことは、できればやりたくない、とお考えの方も多いのではありませんでしょうか。
あ。私は全然平気なのですけれど。
もう1点は、ちょっと操作がわかりにくいところがあって、なれないうちはとまどってしまいます。
ひょっとすると、バックアップが完了していないのに、完了した、と思い違いをしてしまうのでは、という危険がありそうな気がします。
うむむ。なかなか、これだ、というものはないのですよねえ。
そういうことですから、この、Paragon Backup & Recovery 2011もせっかく検討したのですけれど、残念ながら却下、ということになってしまいます。
しかし。
最初のうちは、これはいけるかも、と思いましたので、作業中の画像を山ほど保存してしまいました。
これを全部オクラにしてしまうのは余りにもったいない話ですし、ひょっとすると「試しに使ってみたい」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、参考までに、Paragon Backup & Recovery 2011のダウンロードから、バックアップの仕方、復元の方法までを一通りご説明することにいたします。
●Paragon Backup & Recovery 2011のダウンロード
ダウンロードはParagon softwareのホームページ(http://www.paragon-software.com/home/br-free)から行なうことができます。
そのページの[Free Download]をクリックします。
すると、その下にまた[Free download]ボタンが出現します。
で、その[Free download]をまたクリックします。
すると、Download.comのサイトになります。
むむ。ちょっとなにか誘導されているようで、警戒したくなります。
このサイトにはやたらあちこちにDownloadボタンがあって迷ってしまいます。
上の画像の赤四角で囲んだボタンをクリックします。
「次のファイルを開こうとしています」という表示が出ます。
「ファイルを保存」をクリックします。
あ。このあたりの作業はフリーのブラウザ「Firefox」で行なっています。
ほかのブラウザでは、表示などが異なるかもしれません。
ダウンロードが完了しました。
ダウンロードはデフォルトでは、「ダウンロード」フォルダに対して行なわれます。
「ダウンロード」フォルダを開いてbr_free_advanced(1).msiを実行します。
「Firefox」の場合、ダウンロードマネージャ上の表示を右クリックして、「開く」をクリックすることもできます。
「実行」をクリックします。
インストールウィザードが開始されます。
ここからは英語です。
[Next]をクリックします。
[License Agreement]が表示されます。
[I accept the terms in the license agreement]にチェックを入れて[Next]をクリックします。
ほんとうは、読まなければいけないのでしょうけれど、保険の契約書と同じで、まず読みません。
[Registration]が表示されます。
ここにProduct KeyとSerial Numberを入れなければなりません。
[Get Free Serial]をクリックします。
するとブラウザが立ち上がって、Paragon softwareのサイトが表示されます(下の画面)。
もし、下の画面が開かなかったら…、上にそのときの方法が書いてあります。
そのときは[Copy URL to download]ボタンをクリックして(多分URLがコピーされるので)、それからブラウザを開いて、アドレスバーに貼り付けてください、と書いてあります。
このページの下の方、Registrationの下に個人情報を入力するところがあります。
下にスクロールしました。
名、姓、メールアドレス、国名、使用言語を入力します。国名と言語はメニューから選択します。
全部入力したら[SUBMIT]をクリックします。
おつきあいですから、「Subscribe to newsletters and keep your product updated」にチェックを入れておきましょう。
あれ。画像をコピーすることに気を取られて、国名を選択しないで、[SUBMIT]を押してしまいました。
[Thanks for your registration]と表示されました。
うう。こんないいかげんなことでいいのかなあ。
メールが届きました。
LanguageはJapaneseと書いたんですけど…。
しっかり英語です。
でもまあ、実に親切丁寧なアドバイスがついています。
Product KeyやSerial Numberをキー入力する代わりに、表示をコピーして、”Ctrl”+”V”で貼り付けると、キー入力ミスを避けられます、と書いてあります。
なんと親切な。
最初にProduct Keyをコピーして、それをさきほどのインストールウィザードのRegistrationの表示のProduct Keyに貼り付けます。
でも貼り付けるときは、マウスは使えません。
[Ctrl]キーを押しながら[V]キーを押すと貼り付けられます。
次にSerial Numberについても同じ操作を行ないます。
[Next]をクリックします。
[Customer Information]が表示されます。
パソコンを個人で使っているのでしたら、ここはこのまま[Next]をクリックします。
[Destination Folder]が表示されます。
ここもこのまま[Next]をクリックします。
[Ready to Install the Program]と表示されます。
今までは準備作業で、これからがやっとインストールです。
「このデバイスソフトウェアをインストールしますか?」と聞かれます。
そりゃあ、ここまでやってきたのですから、インストールするに決まってますって。
”Paragon Software GmbH”からのソフトウェアを常に信頼する にチェックを入れて、[インストール]をクリックします。
やっとインストールが終わりました。
[Finish]をクリックします。
「再起動」を勧められます。
[Yes]をクリックすると、Windows7が再起動されます。
再起動後に、デスクトップのParagon Backupアイコンをクリックしました。
Paragon Backup & Recovery 2011が立ち上がります。
Paragon Backup & Recovery 2011の初期画面です。
画面右下になにやら表示が出ています。
「リカバリCDを作るのを忘れないように」とのご注意です。
それは、ご親切にどうも。
それでは、忘れないうちに、さっそくリカバリCDを作っておきましょう。
あ。でも、本日はもう疲れてしまいましたので、リカバリCDは次回に作ることにいたします。
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パソコンをつくろう![第133回]
2011.6.23upload
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