KL5C80A12マイコンボードの製作
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KL5C80A12はZ80互換の高速高性能8ビットマイクロコントローラです。
残念なことに数年前に生産中止になってしまいました。
しかし当社ではKL5C80A12を使った組込みマイコンボードはまだ健在です。
そのKL5C80A12を使ったND80Z3.5上位互換マイコンボードの製作記事です。
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[第89回]
●KL5C80A12のSTEP問題解決!(4)
前回でやっと一件落着したのですがひとつわかったことがありますので追加でご報告です。
相変わらず納期のせまったご注文をさばくために毎日苦闘しています。
本日もほんの少しだけの更新です。
[第84回]でRETI(コードED 4D)が2度読みされていることに気が付きました。
何をやっているのか、全く意味不明でした。
が。
「ひょんなこと」からそのわけがわかったように思います。
KL5C80A12の内部端子の説明です。

[出典]川崎製鉄鰍jL5C80A12ハードウェアマニュアル
赤四角で囲った部分です。
CPUチップの内部で割込みコントローラにCPUが割込み処理を終了したことを知らせる信号としてEOI_を出力することの説明です。
うーん。
そういうことか。
ちょいと意味不明ではありますが。
CPUがプログラムを読んでいくなかでRETI(ED 4D)を読み込みます。
律儀と言えば律儀ですが読んだだけでまだ実行はしていないと。
それでRETIを実際に実行したその次のタイミングでもう一度RETIを読み込んで(その次の命令を読み込んだら先に行ってしまうのでそれじゃだめということでここで2度読みをするということのようです)そのときに割込みコントローラに割込み処理が終了したことをしらせるためにEOI_をチップ内部で出力するということのようです。
割込みコントローラはそれを受けて次の割込み処理のための処理にかかります。
そういうことで疑問だったRETIの二度読み問題も解決です。
次回は「ひょんなこと」について書きます。
KL5C80A12マイコンボードの製作[第89回]
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