2026.3.1
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KL5C80A12マイコンボードの製作

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KL5C80A12はZ80互換の高速高性能8ビットマイクロコントローラです。
残念なことに数年前に生産中止になってしまいました。
しかし当社ではKL5C80A12を使った組込みマイコンボードはまだ健在です。
そのKL5C80A12を使ったND80Z3.5上位互換マイコンボードの製作記事です。
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[第84回]



●KL5C80A12の怪(5)

パソコンをつくろう!のテーマといいますかそのコーナーで[第402回]〜[第407回]までKL5C80A12について書いてきましたが本当は「KL5C80A12マイコンボードの製作」のところで書くべきでした。
このところ時間に追われていてそのあたりのところを整理している余裕がなくてつい流れのままに書いてきてしまいました。
テーマ違いですのでこのままにしておくと後で整理するのが難しくなります。
ということでこんな形で「二重投稿」することにしました。
見出しを含めて丸ごとコピーです。
えっと。
やっぱりリンクは変更しないといけないでしょうねえ。
以上まるごとコピーの言い訳です。

以下はパソコンをつくろう![第406回]からの転載です。

前回で一応は渋々ながら一件落着したのですが何か心の奥ではくすぶっているものがあるようで。
念のためにウラを取っておくことにしました。
前回までのところでINTはRAMがセレクトされていてM1が発行されているときというのが条件ですということを書いてきました。
そのはずなのですけれど念のためにそこのウラを取っておこうというわけです。
で。
ロジアナで今までデータラインにしていたところから2本外してROM_/RAMセレクト信号とM1信号を観測することにしました。



PROBE02がROM_/RAM信号です。
[第80回]の回路図で74HC74のpin1に入っている信号です。
この信号がLのとき(つまりROMがセレクトされているとき)74HC74の出力はクリアされるのでQ_出力(INT)はHになります。
PROBE03は直接M1につなぐとよいのですがちょっと信号が取りにくいところにあるのでこれも74HC74のpin3につないでいます。
ここにはM1とCLKのANDが入っています。
M1_とCLKがともにLのときにここがLになります。
pin3は74HC74のCLK入力でCLKが↑のとき出力がラッチされます。
ND80Z3.5ではM1_をインバートして入れていますがND80KLの場合はAM188と回路を兼用するためにこの回路にしています。
PROBE03に幅のせまいパルスが入っているときがM1_がLのときです。
こうしてみるとINTは確かにM1_がLになったときに出力されています。

ところで。
それで確認したかったことは確認できたのですがおかしなことに気がついてしまいました。
なんとED 4D(RETI)が2度RDされています。
これはおかしい。
しかも最初のRETIはM1_が出力されていますが続くED 4DはM1_がありません。
どうも命令コードではなくてデータとして読んでいるようです。
なんじゃこれは?

もう少しはっきり確認するために[第82回]のロジアナ出力図にED 4Dを書き加えてみました。



やっぱり2度読みをしていますねえ。
ここが異常動作に関係しているのかと思ったのでプログラム修正後の(正常動作する)ROMでも確かめてみました。
今回はそこのところが分かればよいのでアドレスラインはつないでいません。



やっぱり同じでした。
うむむむむ。
今頃になってですけれどKL5C80A12はちょいと怪しいCPUなのかなあと思ってしまいます。

KL5C80A12マイコンボードの製作[第84回]
2026.3.1upload

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