2015.10.5
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新製品の紹介(プチ連載です)
周波数カウンタ組立キット

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たまにはちょいと息抜きで小品も作ってみたいものです。
簡単にチョイチョイと…。
でも、なかなかそうは簡単にはいかなくて、いつものごとく回を重ねてしまうことになるのかも…。
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[第17回]


●117でいきましょう(7)

このところ秋月から購入した超高精度温度補償型水晶発振器VCTCXO(12.8MHz±1ppm)VM39S5Gが本当に誤差1ppmの精度なのかを確かめるべく試行錯誤を重ねてきました。
117の時報を聞きながらカウント積算値を確認しています。

9月29日9時ちょうどにカウントを開始しました([第11回]参照)。

本日で7日目です。
十分な時間カウントしてきましたから、もうこのあたりで終わりにしようと思います。
PUSH SWを押してカウントを停止しました。
10月5日9時4分です。


09AACE01です。
カウントを停止しましたから今回は末尾まで正しく読めます。
桁上がりしている上位桁と下位桁を補うと609AACE0100になります。
10進数では6638590099712です。
経過時間は、144時間4分(8644分)です。
秒に直すと518640秒です。
6638590099712/518640=12799996
12.8MHzに対して−4Hzです。
144時間もの長い時間をかけてカウントしてきた積算値を経過時間で割って求めた周波数です。
測定の際の誤差はゼロと考えてよいと思います。

4/12.799996を計算すると0.3125(ppm)になります。
私が秋月から購入したVM39S5Gは確かに1ppm以下の精度だということが実証できました。
これならば、安心してこのVM39S5Gを基準周波数として使うことができます。

以上でVM39S5Gの周波数精度の確認のためのテストは無事終了しました。
しかし周波数カウンタの説明はまだ全部終ったわけではありません。
もう少し続きます。

●GPSで1PPSを(5)

UBX−1612の最初の回路図です。

ジャノ目基板に取り付けたUBX−1612に+3V電源とアンテナを取り付けただけの超簡単な回路です。
この回路には重大な間違いがあったのですが、この時点ではそのことに私はまったく気が付いていませんでした。
アンテナケーブルは3mあります。
ぎりぎり伸ばしてアンテナ本体は窓の近くに置きました。
準備完了です。
1PPS出力端子にオシロスコープのプローブを接続して電源を投入しました。
一瞬短いパルスが出力されましたが、あとは何の変化もありません。

えっ?
何か違和感が…。

10秒か15秒かが経過しました。
一瞬出力されたパルスがなんだか大きかったような…。
3Vのはずなのに、いつも見慣れた5Vだったような…。

わっ!
うそっ!
あわてて電源を切りました。

おお、神よ、悪魔よ!
なんということか。
あれだけ慎重に確認しながら注意して配線したはずだったのに。
S81230の出力端子には何もつながれていませんでした。
代わりにその入力端子には+5Vのほかに、なんとUBX−1612のVCC端子が…!

げっ!
あわててUBX−1612のデータシートを確認しました。
もう手がふるえておりまする。

(赤線は筆者)

絶対最大定格は…。
3.6V!
あかん。完全に…超えとる!

The product is not protected against overvoltage!

そんな、殺生な。
ああ、万事休す。

周波数カウンタ組立キット[第17回]
2015.10.5upload

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