新製品の紹介(プチ連載です)
周波数カウンタ組立キット
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たまにはちょいと息抜きで小品も作ってみたいものです。
簡単にチョイチョイと…。
でも、なかなかそうは簡単にはいかなくて、いつものごとく回を重ねてしまうことになるのかも…。
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[第15回]
●117でいきましょう(5)
このところ秋月から購入した超高精度温度補償型水晶発振器VCTCXO(12.8MHz±1ppm)VM39S5Gが本当に誤差1ppmの精度なのかを確かめるべく試行錯誤を重ねております。
117の時報を聞きながらカウント積算値を確認しています。
9月29日9時ちょうどにカウントを開始しました([第11回]参照)。
本日で5日目になりました。
10月3日9時2分です。
06537989のようです(16進数です)。
末尾3桁くらいは読みにくいので違っているかもしれません。
上位桁への桁上がりが発生しています。
その上位桁と下位桁を補うと40653798900になります。
10進数では4425216788736です。
経過時間は、96時間2分(5762分)です。
秒に直すと345720秒です。
40653798900/345720=12800002
12.8MHzに対して+2Hzです。
前回と同じでいささか良過ぎる値が出ています。
本日2回目のデータ取得です。
時刻は20時37分です。
このあと所用がありますので少し早めのデータ取得です。
8299E48Bのようです。
末尾3桁くらいは読みにくいので違っているかもしれません。
上位桁と下位桁を補うと48299E48B00になります。
10進数では
4958974151424です。
経過時間は107時間37分(6457分)です。
秒に直すと、387420秒です。
4958974151424/387420=12799995
12.8MHzに対して−5Hzです。
これも良過ぎる値ですね。
もうこのあたりが限界ということではありませんかねえ。
●GPSで1PPSを(3)
前回はaitendoからUBX1612とGPSアンテナを購入したところまででした。
とにかくこれを料理しなければなりません。
UBX1612の製品紹介ページからダウンロードしたデータシートはちょっと編集に難があって、端子図はあるのですが、端子の詳しい説明がありません。
実は後になってから後ろのほうのページについているのがわかりました。
そのときはそれに気付かなかったものですから、もっと詳しいドキュメントがないか探しました。
どうやらublox 5というモジュールを組み込んだものらしい、ということが製品の説明から読み取れましたので、それで検索をかけてみました。
やっと探り当てたドキュメントです。
これがまたなかなか出てこなくてちょいと悩みました。
本日は時間がありませんので、そのあたりのお話は次回にすることにいたします。
端子図です。
こちらが各端子の説明です。
やっとどの端子をどうすればよいのかわかったつもりになりましたので、いよいよ料理開始です。
必要な端子にリードをハンダ付けして引き出しました。
なにしろ端子間はわずか1.1mmですからハンダ付けには細心の注意が必要です。
リードが長かったので短くカットしたうえで、ジャノ目基板(両面スルーホール基板)にハンダ付けをしました。
ここまでやってしまえばあとは普通のICと同じです。
周波数カウンタ組立キット[第15回]
2015.10.3upload
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