2023.10.9
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PICBASICコンパイラ

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まるでインタプリタ。でもコンパイラです。超カンタン超シンプルです。
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[第87回]



●SDカードIF(7)試作基板の写真

この数ヶ月の間はほとんどソフトウェア作業に時間を費やしてきました。
ハードウェアは既存の独立化システム用のSDカードIFをもとに試作したためそれほどの時間はかかっていません。
問題はソフトウェアでした。
まだまだ道半ばの感がありますが、このところ苦戦苦闘の連続だったところがなんとかちょっと形ができて少し落ち着いてきましたので、このあたりで試作基板の写真をお見せすることにします。
今回の写真はなんだか全部ピンボケになってしまいました。
オートフォーカスなのですがICやらパーツやらででこぼこしていますのでどこかの一部にピントが合ってしまったようです。
現在でも苦闘は続いておりますので写真を撮り直しているほどのゆとりはありません。
今はまだ試作版です。
いずれ製品版を作ることになりますからそのときにはもっとしっかりした写真を撮るつもりです。

新しいSDカードIFボード試作版です。

デバッグのためにLEDやテスト用のピンなどを実装しています。
基板の右半分ほどはマイコン独立化システムのSDカードIFボードと大体同じですがND80ZのI/Oバスに接続するための回路を省きましたのですっきりしています。
左側が空きましたのでそこにリアルタイムクロックDS1307の回路を置きました。
ボタン電池はDS1307のバックアップ用です。

ND80ZのI/Oポート82C55の26pinコネクタに接続しました。

このND80ZはND80ZVですがSDカードIFボードの接続についてはND80ZVでもND80Z3.5でも全く支障はありません。
SDカードIFボードをND80Zに接続するのはSDカードIFボードに搭載するPIC18F2550のDOSプログラムをデバッグするためです。
最終的な目的はPICBASICコンパイラボードにSDカードIFボードを接続することなのですが、いきなりそこにもっていくとPIC18F2550のDOSプログラムのデバッグが困難になります。
まずはND80Zに接続することでその作業はかなり楽にできました(過去形で書きましたがまだ現在進行中です)。

こちらはPICBASICコンパイラボードに接続してデバッグ中の写真です。

ソフトはまだまだ未完成ですけれど部分的にはSDカードIFボードに接続してDOSの機能を使うことができるところまで来ています。
右下はPICBASICコンパイラボード用のUSBIFボードです。
その上はPICBASICコンパイラの本体ボードです。
基板に載っているのはPIC18F4550です。
左側のSDカードIFボードとは間にコネクタ基板を介して接続しています。
SDカードIFボードはND80Zと接続するときは26pinコネクタを使います([第85回]参照)。
それはND80ZのI/Oポート82C55用のコネクタが26pinだからなのですがSDカードIFボード自体の接続には10pinコネクタで間に合います。
最終的にはPICBASICコンパイラボードにもSDカードIFボードと接続するための10pinコネクタを増設するつもりですが今は試作段階なのでそのためのコネクタはありません。
そこで試作デバッグ用に一時的にPICBASICコンパイラボード(PIC18F4550搭載基板)の汎用I/O入出力コネクタ(26pin)のうちの10pinを取り出してそれをSDカードIFボードに接続しています。
中央のコネクタボードはそのためのもので最終的にはこのような接続は無用になります。
あくまで簡易的にデバッグをするためのものです。

上の方にも書きました通りまだソフトウエアの作業を続行中です。
なかなか落ち着いてホームページを書くゆとりは出てきません。
途切れ途切れですが今回は写真を見ていただくだけで終ります。
次回からは実際にSDカードIFボードをND80Z3.5やPICBASICコンパイラボードに接続してデバッグ中の画面などを見ていただきながら合わせてPIC18F2550に搭載しているDOSの機能の紹介などをしていきたいと思っています。

PICBASICコンパイラ[第87回]
2023.10.9upload

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