PICBASICコンパイラ
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まるでインタプリタ。でもコンパイラです。超カンタン超シンプルです。
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[第79回]
●コロナに感染してしまいました(3)
常々私は名古屋は本当に暮らしやすいところだと思っております。
妻が119番に電話すると「救急隊から連絡が入るので電話を切ってお待ちください」とのこと。
で。
電話を切ると同時ぐらいに電話が鳴ります。
すぐ近くに救急車のピーポーのサイレンが。
「えっ。もう来た?はやっ」
超速じゃありませんか。
こういう状況では私が同乗して病院まで行くしかありません。
なんてことだ。
病み上がりの年寄りには過酷な人生であります。
救急車の中では救急隊の方が病院と連絡を取り始めています。
「それではまずは近いところから確認していきます。上飯田第一病院に聞きます」
「あ。お願いします」
ここはどうもだめなようです。空きがないのだそうです。
「じゃあ次は大曽根の大隈病院に聞きます」
「あ。お願いします」
確認はしていただいたのですが、ここもだめなようです。
5類に下がったとはいえ医療現場はまだまだ大変なのでしょう。
「次は少し離れますが東部医療センターに聞きます」
「あ。お願いします」
連絡の結果幸いここは受け入れてくれるようです。
救急車が動き出しました。
その間も救急隊の方が病院と連絡を取っています。
「はい。そうです。15分ほどで到着します」
じきに病院に到着です。
「じゃあお父さんはそちらで治療が済むまで待っててください」
それほど長く待ったわけではありません。
治療完了ということで。
やっぱりコロナ陽性だけれどそれほど重症ではないとのこと。
ひとわたり診てもらって特に異常はないとのこと。
もうこれで帰ってよいので夜間外来窓口で精算して薬をもらってください。
やれやれ。
大事でなくってよかったよ。
本当にストレスの多い人生だわ。
これにて一件落着のはずのところとんでもない事態が待ち構えておりました。
夜間外来窓口でマイナカードを提示しましたところ窓口の職員いわく、
「あ。紙の保険証はお持ちじゃありませんか?」
「いえ。だって来年秋にはマイナカードに一本化されるつうことで」
「ところがですね。時間外は保険情報の紹介システムが働かなくなってしまうんですよ」
「紙の保険証ならいいの?」
「紙の保険証なら問題はありません」
おいおいおいおいおい。
話が違うじゃありませんか。
河野サンよ、岸田サンよ。あんたたちはいったいこの国をどうしたいっていうわけ?これじゃはなからシステムが破綻してるじゃありませんか。
「えー。つうことはマイナカードでは本人確認ができない?」
「そういうことになります」
「本人確認ができないとなると?」
「10割負担になります」
おいおいおいおい。
じょーだんじゃないよお。
なんのためのマイナ保険証なんだよお。
で。
10割負担ということになると?
「げっ。25000円!」
「こんなん持ってませんよお。ま。あとから精算して戻ってくるのなら、とりあえずはクレジットカードで」
「あー。これはあくまで預かり金という扱いなので現金に限ります」
なんてこった。
じゃあどうすればよいのさ。
「それでは現金の持ち合わせがないということで。こちらが請求書になります。これに署名捺印していただいて。印鑑は?」
「持ってません」
「では、拇印で」
やっと開放されました。
ちなみに今回の東部医療センターなのですが。
そんじょそこらの町医者とは格が違います。
名古屋市立大学附属病院として広大な敷地に聳え立つ大病院であります。
それが夜間は紙の保険証でなければだめ、だなんて。
まるで茶番じゃありませんか。
ちなみにこの件につきましては朝になりましてからあらためて紙の保険証を持って来院し清算手続きをした結果無事3割負担になりました。
もう、クソでありますね。
マイナ保険証などクソくらえであります。
来年秋には紙の保険証は廃止なのだそうでありますが。
じょーだんじゃないです。
落ち着いたら近日中に区役所に行って紙の保険証に戻す手続きをするつもりです。
それはそれとしまして。
救急隊の皆様のご活躍には心から感謝申し上げます。
皆様のご努力があってこその市民生活であります。
感謝。
PICBASICコンパイラ[第79回]
2023.9.20upload
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