PICBASICコンパイラ
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まるでインタプリタ。でもコンパイラです。超カンタン超シンプルです。
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[第190回]
●PIC16F1827(3)VDD FIRST(2)
前回をUPしたあとで気が付きました。
そういえばPIC18F用のPIC WRITERプログラムを作成するときには電源の投入順序など意識していなかったはず…。
そこのところはどうなっていたのか、ちょいと気になったので確認してみました。
PIC18F1XK50のDocumentの関係部分です。
[出典]Microchip Technology Inc.PIC18F1XK50 Flash Memory Programming Specification
うむむむ。
やっぱり書いてありました。
多分読んだことは読んだのでしょうけれど。
FIGURE 3−6を見て普通に納得したのだと思います。
それでは低電圧書き込みモードに入るにはどうなのということなのですが。
こちらに書いてありました。
[出典]Microchip Technology Inc.PIC18F1XK50 Flash Memory Programming Specification
そうそう。
思い出しました。
PIC18F1XK50の場合、低電圧書き込みモードではPGM端子を使うのでした。
そうでしょう。そうでしょう。
簡単なことじゃありませんか。
MCLR(普通はリセット端子)を立ち上げる前にPGMをHにしたら低電圧書き込みモードになるってことで、それはもう無理なく納得です。
あれ?
PIC16F628にはPGM端子はないの?
こちらは前回お見せしたPIC16F628のDocumentです。
[出典]Microchip Technology Inc.PIC16F628 Flash Memory Programming Specification
あるじゃないの。
それならPIC18F1XK50のようにPGM端子のみで区別できるじゃありませんか。
VHHをVDDより先にアクティブにしなければならないなんてことはないはず。
現にPIC18F1XK50ではちゃんとそうしているのですから。
Microchipの開発部門は内部分裂しているんじゃありませんかあ?
もう一回。あれ?
PIC16F1827にはPGM端子は無いのか?
[出典]Microchip Technology Inc.PIC16F1827 Flash Memory Programming Specification
確かに。
PIC16F1827にはPGM端子はありませんでした。
納得です。
しかし。
いろいろ理由はあるのでしょうけれど。
どれか1つに統一していただけませんでしょうかねえ。
PICBASICコンパイラ[第190回]
2025.1.2 upload
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