パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!
[第345回]
●Windows98SEのHDDをアップデート(2)
前回は思わぬハプニングのために予定を変更して突然のビープ音について書きました。
今回は本題に戻って書きます。
ことの起こりはPIC12F1612にPIC12F629用のテストプログラムを書き込んで動作確認をしようとしたところ全く動いてくれませんというところから始まりました(「超ローコストPICWRITERの製作」[代308回]参照)。
あらためて確認したところPIC12F1612はPIC12F629に比較してソフトもハードも格段に強化されていることがわかりました。
私の考えが余りに乱暴でした。
これでは動くはずがありません。
そこでやるべきことは、まずはPIC12F629用のテストプログラムをもとにしてPIC12F1612用のテストプログラムを作成することです。
それでそのPIC12F629用のテストプログラムを引っ張り出そうとしたところみつかりません。
PICWRITERの作業はC++プログラムの作成変更を伴いますからWindows7でやっています。
それに対してPIC12FとかPIC16Fのプログラム作成、プログラムの書き込みはWindows98SEで行なっています。
ずっとそうしてきていることに加えて普段は秋月のPICWRITER(PICKITU)をWINDOWS98SEにつないでいるからでもあります。
さらに通常はバックアップの意味もあってWindows98SEで作成したPIC12F/16FのプログラムはWindows7にもコピーしているのですが。
今回のPIC12F629用のテストプログラムはHEXファイルはWindows7にコピーしてありましたがソースプログラムファイルはコピーしてありませんでした。
作業がいろいろ大変だったのでついサボッてしまったようです。
それでここからがいよいよ本題です。
そういうことならということでWindows98SEのほうを確認したのですがPIC12F629テストプログラムそのものが見当たりません。
ソースファイルもHEXファイルもありません。
そこでやっと気が付きました。
こういうことだったのでした。
話は4年前に遡ります。
2021年9月ごろのお話です。
2021年10月の記事にもWINDOWS98SEについて書いていますがそれは今回のパソコンとは別のWINDOWS98SEについてのお話です([第309回])。
そこに書いたパソコンは今回のパソコンよりもさらにさらに年代物のWindows98SEパソコンです。
いつ昇天しても不思議ではありません。
可及的速やかにHDDの最新のバックアップをすべきなのですが多忙にかまけてつい一日延ばしにしています(おお。時限爆弾じゃ)。
本題に戻ります。
記事には書いていないのですがノートの記録によるとこのWindows98SEについては過去に何回かトラブルがあって途中のどこかの時点でマザーボードも交換したようなのですがそれについての記録はありません。
ハードディスクについてはトラブルの度にバックアップやら換装やらをしています。
そのあたりについて私自身ための記録として整理してみます。
皆様にとってはどうでもよいことなのでここは読み飛ばしてください。
[第343回]に書きましたように私は業務のためもあって10台を越えるWindowsパソコンを所有しています。
その半分以上は普段の業務に使っています。
それぞれに使っているソフトやデータは異なるためHDDは個別にバックアップが必要です。
そういう場合には今時はクラウドストレージとかNASなどを使うことが一般的のようですが。
しかし私はそういうものは全然使っておりません。
どうも今ひとつ信頼が置けませぬ。
なんたってデータは失われたら終わり、超貴重品であります。
商売の元でもあります。
そこはやっぱり愚直に昔ながらのローテクで保存しないと安心できません。
システムのバックアップにWindowsのツールなどは使いませぬ。
あんなもの。
復元できなかったら終わりでありまする。
手間がかかっても自分でバックアップいたします。
以前は圧縮ツールでバックアップをしていました。
ところが稀に復元できないケースが出てきました。
HDDも昔に比べれば安価になってきました。
やっぱり1:1のクローンディスクをしかもできれば複数残すのが安全かと思います。
当然HDDは沢山必要になります。
こんな状態になります。
コストが大変だろうとお思いかもしれませんが。
このほとんどがヤフオクなどで安価に仕入れた中古品です。
時には外れを引くこともありますがまずまず使えるものが大半です。
3.5インチは重くてかさばります。
最近はATAではなくてSATAのHDDを多く持つようになってきました。
それならば。
ノート用の2.5インチHDDを使えばうんと軽量になりますしスペースも取りません。
3.5インチベイへの変換ケースなど不要です。
適当にぶらさげておくかちょいとテープなどで軽く固定しておけば十分です。
こちらは新たに仕入れた2.5インチHDDです。
中にいくつかSSDもまじっています。
いずれも中古を安価に仕入れました。
HDDは500GBもあれば十分です。
システムディスクとデータディスクを分離すれば250GBでも十分です。
どうも横道にずれてしまいます。
本題に戻ります。
たくさんあるHDDを管理するために個々にナンバーをつけてそのナンバーごとにノートで管理しています。
今回のWindows98SEには#11を接続して使っていました。
Windows7と並べて使っていて仕事を終ってパソコンの電源を落とすときにときどきうっかりしてWindows7だけ終了処理をしてWindows98SEは通常の状態のまま電源を落としてしまうことがあります。
すると翌日起動したときにブルーの画面から始まってしまいます。
これはよくありません。
ハードディスクにダメージを与えてしまいますし最悪システムが起動しなくなってしまいます。
わかっちゃいるのですが。
つい一月ほど前5月24日にもうっかりしていきなりWindows98SEの電源を落としてしまいました。
わっ。しまった。
またやってしまった。
あわてて電源を再投入したのですが。
Windowsが起動してくれません。
説明の途中ですが本日も時間がなくなってしまいました。
次回に続きます。
パソコンをつくろう![第345回]
2025.6.28upload
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