2021.10.23
前へ
次へ
ホームページトップへ戻る

パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!

[第310回]



●パソコンのバックアップ(2)Win98SEは今や貴重なOSです

前回からの続きです。
突然起動しなくなってしまったWindows98SEパソコンについて書いています。
どうやらハードディスクのどこかがおかしくなったことが起動しなくなった原因のようでした。
そのハードディスクを別のパソコンに接続して確認してみたところ、データファイルは普通に読み出せたので最悪の事態は避けられました。
問題はシステムです。
パソコンのバックアップを全くしていなかったわけではありません。
ときどきは思い出したようにやってはきたのですがこのWindows98SEパソコンについてはいつごろやったのかやらなかったのかも定かではありません。
主にバックアップ用にしていた1TBのハードディスクは全部で3台ありました。
その中身を順番に確認してみましたら、ありました!
しかし古い。
2013.11.11の日付がついた圧縮ファイルです。
もう8年も前のバックアップです。
当然データファイルも8年前のものしかありません。
しかしデータファイルについては直近のものが異常になったハードディスクから読み出せることを確認済みです。
問題は古いバックアップアーカイブからシステムが復元できるかどうかというただその一点だけです。

この圧縮ファイルはMaxBLAST 5でシステムの丸ごとバックアップをしたものです。
MaxBLAST 5は[第20回]で紹介しました。
今回当記事を書くために久し振りに確認してみましたらMaxBLAST 5のダウンロードサイトとして紹介したリンク先からはダウンロードできなくなっていました。
10年一昔といいますからもう一昔以上前のツールです。
さすがにもう賞味期限切れかと思いましたが。
ちょっと話が横にそれてしまいますからMaxBLAST 5についてはのちほど書くことにしまして、今は本題に戻ります。

とにかく8年も前にとったバッアップですのでちょいと不安でしたがこれしかありません。
とりあえず適当なハードディスクに復元をしてそのハードディスクを問題のパソコンに接続して電源を入れてみましたところ。
起動しました!
よかった。
一番気になっていたエプソンのA3スキャナも元通りちゃんと動いてくれました。
ここまでくればまずは一安心です。

しかし。
一度ならず二度も同じような目にあってしまったからには。
もういけません。
しっかり腰をすえて本気でバックアップに取り組むことにしました。

ということで。
それから2週間ほどをかけて作業したあれこれを整理してここに備忘録を兼ねて残すことにします。
その過程はノートにメモ書きとして書き留めてはあります。
しかしあれこれ試行錯誤をしたりしながら書き留めたメモですから書き落としたところもあるかもしれません。
後になってから読んでみたら肝心のところが抜け落ちていたなんてことにもなりかねません。
こうしてホームページを書くという作業はなかなかにしんどいものがあります。
自分だけの備忘録に徹するならばもっと簡単に書くこともできますが、どうせ書くのでしたらいつも拙文に付き合っていただいております皆様にも少しは役立つ情報を提供できればと思いますといい加減なことを書くわけにはいきません。
それなりに手間がかかりますがそうやって書いたものは自分自身にとってもよい参考資料になってくれています。
事実今回は理由があっておよそ10年ぶりにWindows7の新規セットアップとWindows10のはじめてのセットアップをすることになったのですが、もうこまかいところはすっかり忘れてしまっていましたので、そんなときに10年も前に書いた記事が随分役に立ってくれました。
おそらく自分のためだけの備忘録としてメモ書きていどに書いておりましたならば肝心のところがいい加減になっていたりしてそれほど役に立たなかったかもしれません。
手間はかかりますができるだけ丁寧に書いていきたいと思います。

さてそれで。
今回の問題のパソコンの話に戻ります。
このパソコンのOSはすでに書きましたようにWindows98SEです。
なぜいまだにWindows98なのかと言いますと、その最大の理由はプリンタポート(パラレルポート)が使えるというところにあります。
WindowsXPまでは使えたように記憶していますが、それより以後のOSではパラレルポートは使えなくなってしまいました。
パソコンをソフトウェアを使うための道具としてしか使わない方にとってはどうでもよいことなのでしょうが、パソコンに自前のハードウェアを接続してそれをコントロールするとかそのハードウェアとパソコンとの間でデータのやりとりをするということになりますと、プリンタポート(パラレルポート)は単純明快にして最強の武器となります。
Windows98パソコンのプリンタポート(パラレルポート)の実体は82C55です。
実際にはマザーボードの制御チップの中に82C55相当の回路として組み込まれています。
そしてこの82C55はDOSプロンプト(DOS窓)で8086のマシン語命令で直接コントロールできます。
こんな便利なものをMicrosoft様はなくしてしまわれました。
よく言われることですが。
確かに便利になりました。
しかしその一方で失われてしまったものも大きいのではないかと思います。

余談になりました。
以下の説明ではこのWindows98SEパソコンはwin98prntrと呼ぶことにします。
上にも書きましたように8年も前にバックアップしておいたwin98prntrのシステムを空のハードディスクに復元したところ有難いことに見事にWin98prntrが復活しました。
ここのところをもう少し詳しく書いておきます。
実際にその復元作業はWin98prntr上で行なったのではありません。
MaxBLAST 5でシステムを圧縮して作成したバックアップアーカイブですからもとのシステムに復元するにはMaxBLAST 5が必要です。
しかしそもそも肝心のパソコンシステムが起動しなくなってしまったのですから、それじゃあMaxBLAST 5を使うわけにはいかんだろうという当然の疑問が生じます。
そこがMaxBLAST 5の有難いところで、そういう状況でもシステムの復元が可能な仕組みが用意されています。

説明の途中ですが本日は時間がなくなってしまいました。
次回に続きます。

パソコンをつくろう![第310回]
2021.10.23upload

前へ
次へ
ホームページトップへ戻る