パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!
[第288回]
●今でもWindows98SEマシンは製作可能なのか?
どうやら結論としてはおよそ20年ぶりにWindows98SEマシンを自作するより他はない、ということになりそうです。
しかし、そもそもそんな古いものを今ごろになって作ることができるものか?
CPUはどうするのか?
そもそもマザーボードは入手可能なのか?
Windows7マシンの組立キットを企画、販売してからでもすでに約10年が経過してしまいました。
そのWindows7もとうとうサポートが終了してしまいました。
そういう状況の中での、今更ながらのWindows98SEマシンの製作です。
これは相当の困難を伴うものと覚悟して取り組まなければなりません。
事実かなりの困難に遭遇してしばらくは泥沼でもがくことになりました。
まずはWindows98SEが動くCPUについて確認することから始めました。
よくよく考えてみたらそんなことすら考えたこともなかったのです。
あらためてインターネットで検索してみましたら、Pentium4まではいけるということでありました。
おお。
Pentium4までいけるならこれはちょっと期待できるのでは?
パソコン組立キットから離れてはや10年。
私のCPUに対する認識もそのあたりで止まっているようです。
今や64bit全盛、マルチコアが当たり前と聞き及びます。
詳しくは知りません。
化石人としてはそんなことは聞きたくもありませぬ。
CPUがPentium4までだとすると、おのずからマザーボードの選択もそこで決ってきます。
さらにPentium4について調べましたら、対応するソケットはSocket478かLGA775とのこと。
おお。
LGA775はWindows7パソコン組立キットのマザーボードと同じではないか?
ひょっとするとそれなら今でも入手可能かも。
この時点で私はマザーボードに対する知識が致命的に不足しておりました。
仮に10年以上前のマザーボードで現在は生産されていないとしても、どこかに中古品のマザーボードが売られているのかも?
おお。
ひょっとしたらヤフオクなら。
さっそくヤフオクで検索してみましたら。
あった。
ありました。
しかも、安い!
Pentium4 3.0GHz付き、しかもメモリまでついて、しかも動作確認済み!
マザーボードはD945GTP。ソケットLGA775。
おおお、マザーボードは、なんとIntel製ではないか!
これを買わずになんとする。
もう即決で落札してしまいました。
なにもかも無知でありました。
パソコンをつくろう![第288回]
2020.2.21upload
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