2011.7.25
前へ
次へ
目次へ戻る
ホームページトップへ戻る

パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!

[第164回]

●Windows7の修復

前回書きましたようにwubi.exeを実行してUBUNTUをインストール中にWindows7更新プログラムが開始されると、UBUNTUのインストール途中でハングアップしてしまう、ということを経験しました。
wubi.exeがハングアップするだけではなくWindows7そのものがハングアップしてしまうということも経験しました。
UBUNTUのインストールはWindows7の起動の仕組みを改変しデュアルブートにする作業をともなっているため、途中でハングアップしてしまうと深刻な事態になってしまいます。

wubi.exeがハングアップしたケースも、Windows7そのものがハングアップしてしまったケースも、Windows7を再起動したところ、起動できずにハングアップしてしまいました。
そうとう深いところが影響を受けたようで、最初はWindows7修復ディスクの読み込みもできませんでした。
何回か電源オフ、オンを繰り返したりリセットボタンを押して再起動を繰り返したところ、やっとWindows7修復ディスクで起動することができました。




しかし通常の回復処理ではWindows7を起動させることはできませんでした。
ひょっとしたら、ということでデュアルブートをもとのWindows7だけが起動するように戻すための処理が使えるかもしれないと思い、試してみることにしました。

「修復用の回復ツールを使用します」を選択して「次へ」をクリックします。


コマンドプロンプトをクリックします。


コマンドプロンプトが表示されます。


まず、
bootrec/FixMbr
と入力して[Enter]を押します。
次に、
bootrec/RebuildBcd
と入力して[Enter]を押します。
最後に右上の[X]をクリックしてコマンドプロンプトを終了します。


「再起動」をクリックします。


無事Windows7が起動しました。

しかしやはりどこかが影響を受けてしまったようで、どことなく普通のWindows7の動作とは違ってしまっているようです。
結局もう一度バックアップイメージからWindows7を復元してしまいました。
前にも書いたことですが、UBUNTUのセットアップにかかる前に、Windows7のバックアップを取っておくようにしたほうがよい、と思います。

パソコンをつくろう![第164回]
2011.7.25upload

前へ
次へ
目次へ戻る
ホームページトップへ戻る