標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
やっと(!)MYCPU80の改良型基板製作に着手しました!!
[第842回]
●新MYCPU80の組立作業を開始しました
プリント基板はできてきましたが、とにかく1台は実際に自分で組み立ててみなければなりません。
組立キットとして普通に組み立てていくだけでも大変な作業です。
それに加えて今回は新しく作った基板ですから、今までの基板とはパーツの配置や部品番号などが異なっているところがあって、そういうところをチェックしながら組立説明書そのものも直していかなければなりません。
同時に回路図も直していきます。
おかしいと思うところが出てきたら、回路図や部品表を見ながら確認しつつ組み立てていきます。
ですのでなかなか思うようには進んでいきません。
これからご購入いただく方の参考になるように、区切りごとにできるだけ写真を撮って掲載したいと思います。
基板が大きいだけに写真を撮るのも手間がかかります。
本日は最初のスタートということもあって余り進みませんでした。
最初は[1]RESETおよびCLOCK回路です。
全部のパーツを組み付ける前に、まずは電源周りの部品数点だけを実装して、電源のテストをします。
電源を接続して、コンセントのスイッチを入れて、LEDが点灯するのを確認します。
必要なパーツを組み付けました。
[1]で組み付けるパーツのほとんどは基板の右下にかたまっていますが、下の写真のように基板の左上にも組み付けるパーツがあります。
B5に集合抵抗を取り付けます(真上から撮影したので黒い棒のように見えます)。
[1]の組立作業が終ったら動作テストです。
電源を入れると4MHz水晶を発振して作るクロックが分周されて出力されます。
各出力にはLEDがつながっていますが高速のパルスなので全部点灯して見えます(写真の右側部分に見える5個のLED)。
そこから左にいったところにあるLED(OPftch)もぼんやり光っています。
次は[2]メモリ回路とスイッチ入力回路です。
トグルスイッチを操作してメモリ(RAM)にデータを書き込んだり読み出したりするための回路です。
まだまだ作業は始まったばかりですが、メモリが搭載されるとちょっとマイコンらしくなります。
組立作業は始まったばかりなのにもう配線忘れがみつかってしまいました。
こちらは考え違いによる配線ミスです。
今までの基板の修正部分を直すという目的で始まった新基板の製作だったのですが、TK80回路部分を分離独立させるなんて大工事になってしまったため、新たなミスが出てきてしまいました。
なかなかに前途多難な予感です。
TTLでCPUをつくろう![第842回]
2018.2.16upload
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