2024.6.29
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トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第458回]



●「TR74D」シフトレジスタ(4)

前回に続いてTR74Dを使ったシフトレジスタのテストです。
前回はNANDゲートに1MHzと500KHzのクロックを入力して得られた信号をビット0のD入力に入れました。
今回も基本的には前回と同じです。
前回はビット1のDにビット0のQ’_をTR04でインバートした信号を入れました。
今回はTR74D回路基板を一部追加配線してQ’を取り出せるようにしました。
そのQ’をビット1のDに入力しました。
さらに今回はもう1枚同じTR74D基板を作成してそれをシフトレジスタのビット2とビット3にしてその基板を今までの基板につないでテストしました。
下はテスト中の写真です。

左はクロック発生回路基板です。
右上にあるLEDが点灯している基板はTR00です。
ここで作成した信号を左下のTR74DのD入力に入れています。
その右にあるのはもう一枚作成したTR74Dです。
このTR74Dはビット2とビット3になります。
ビット1のQ’をビット2のDにつなぎます。
ビット2のQ’をビット3のDにつなぎます。
そのようにして各信号をオシロスコープで観測しました。

上側(CH1)はNANDゲートの出力OUTの波形です。
この信号をビット0のD入力に入れます。
下側(CH2)はビット0のQ’出力です。
1クロック右にシフトしています。
このQ’信号をビット1のD入力に入れます。

上側(CH1)はさきほどと同じNANDゲートの出力OUTの波形です。
下側(CH2)はビット1のQ’出力です。
さらに右にシフトしています。
このQ’をビット2のD入力に入れます。

上側(CH1)はさきほどと同じNANDゲートの出力OUTの波形です。
下側(CH2)はビット2のQ’出力です。
さらに右にシフトしています。
このQ’をビット3のD入力に入れます。

上側(CH1)はさきほどと同じNANDゲートの出力OUTの波形です。
下側(CH2)はビット3のQ’出力です。
さらに右にシフトした結果最初のビット0のD入力(CH1)の波形と一致しました。

トランジスタでCPUをつくろう![第458回]
2024.6.29upload

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