2011.1.10
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標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)

[第701回]

●デジカメにはニッケル水素電池がよく合う

今回のデジカメの買い替え(Canon PowerShot A495の新規購入)は、約1年半ほど使っておりましたPENTAXのデジカメ、Optio M60のリチウムイオンバッテリーがダウンしてしまったことがきっかけでした([第694回])。
Optio M60は専用のリチウムイオンバッテリー(充電池)しか使えません。
これが高いのです。1個4000円くらいは覚悟しなければなりません。
そこへいくと、CanonのPowerShot A495は単三型アルカリ乾電池(またはニッケル水素充電池)2本で作動します。アルカリ乾電池ならコンビニでも購入できますし、家電量販店ではときどき目玉商品としてメチャ安で販売したりします。
ということで、バッテリーについては文句なしです。
PowerShot A495のユーザーガイドによりますと購入時に付属品としてついておりましたアルカリ乾電池(Panasonic)で、約150枚の撮影が可能と書いてあります。それだけ撮れれば十分です。
どこかに遊びに行くときには、予備として2本ないし4本も持っていけばまず電池切れになることはないでしょうし、万一それでも足りなかった場合には、おそらくどこのコンビニでも購入できますでしょう。

ところが。
ユーザーガイドをさらによく読んでみますと…。
アルカリ乾電池は銘柄により撮影枚数が大幅に変わる、と書いてあります。
むむ。
それはちょっと…。

ニッケル水素電池なら、400枚撮影できる、とも書いてありました。
おお。
すごいじゃないの。
あ。
ニッケル水素電池…?
それは、その昔に、最初に買ったOLYNPUSのデジカメ、CAMEDIA D−360Lで試してダメだったやつじゃないの…([第693回])。
D−360Lは当時としてはそれなりに使えるデジカメだったのですが、新しい電池を入れても、ひどいときには10枚か15枚も撮るとバッテリー切れになって勝手に電源OFFになってしまいます。
ところが電池を取り出して測ってみますと、しっかり1.5Vあります。
アルカリ乾電池なら文句ないだろう、というつもりで使っていたのですが、今あらためてD−360Lの取扱説明書を読んでみますと、おお、やっぱりアルカリ乾電池は銘柄により極端に撮影枚数が少なくなることもある、と書いてあります。
なるほど、極端に、ですか(それはまた、「極端な」表現ですこと)。
また、アルカリ乾電池は低温時には使えません、とも書いてあります。
アルカリ乾電池はハイパワーで長持ち、と思っていたのですが、どうやらデジカメには不向きなバッテリーのようです。

当時も、(すくなくともD−360Lの場合には)アルカリ乾電池ではどうもうまくないらしい、ということはなんとなくわかりました。
当時はアルカリ乾電池はいい電池という思い込みがありましたので、それは電池のせいというよりも、D−360Lが悪い、という認識だったのですけれど。
で。
D−360Lの取扱説明書でニッケル水素電池がよい、と書いてありましたので、それで秋月からニッケル水素充電池と、充電器を購入して試してみました。
なにしろ何年も前のことですので、はっきりとは覚えていないのですが、この秋月から購入したニッケル水素電池は、どうも問題があったようです。
なかなか思うように充電できなかったようでした。
結局のところニッケル水素電池を使うのはあきらめて、したがってD−360Lもいつしかほこりだらけになってしまい、本棚の隅でさらし者になってしまいました。

D−360Lは単三型4本を使う仕様になっていました。
秋月からはニッケル水素電池を7〜8本購入したのですが、なんだか製品にバラツキが多くて、充電時間もやたら異なっていましたし、半日充電してもさっぱり充電できないものもありました。
今から思うと、まともなものが4本揃わなかったということもあって、D−360Lが秋月のニッケル水素電池でうまく作動してくれなかった、ということだったのかもしれません。
しかしCanonのPoweShot A495は、単三型電池2本で作動します。

たしかどこかに、秋月から買ったニッケル水素電池と充電器があったはずだが…。
捜してみましたら、みつかりました。

いつごろ購入したものか、はっきりはわかりません。
4〜5年以上前であることはほぼ間違いありません。
バッテリーは7本ありました。
この秋月の充電器は2本または4本を同時に充電します。
むむ。奇数では1本半端になってしまう…。
ともかく2本ずつ充電してみましたところ、まったく充電できないものが2本出てきました。
それからすぐに充電できてしまったものが2本ありました。これはいくらなんでも速すぎる。ちょいとペンディングです。
2時間ほどかかって充電完了した、多分まともと思われるものが2本。
半端に残ってしまって充電できなかったものが1本。
ということで、なんとかまともと思われるものが2本出来あがりました。
さっそくPowerShot A495で試してみましたら、おお、撮れる、撮れる…。

そういうことになりますと、ちょいとこの秋月から購入したニッケル水素電池ではこころもとないので、新規にせめて4本くらいは購入しなければ。
SANYOのeneloopの評判がいいみたいです。
充電器付きのセットだと単三4本セットですけれど、充電器は秋月のものが使えるからいらないし…。
充電器なしだと8本セット。いや、いくらなんでも8本は多すぎる…。

●なんと100円ショップでニッケル水素電池が…

以前ご紹介いたしました、デジカメのあれこれを紹介しておりますプロのページ(All About forM)に、なんと100円ショップでニッケル水素電池を売っている、という記事がありました(http://www.allabout.co.jp/gm/gc/54489/2/)。
この記事によりますと、eneloopの3割程度の撮影枚数だったとか。
それだけ撮影できれば十分ではありませんか。なんたって100円(税込105円)は安い!
セリアというショップで売っているのだそうです。
おお。セリアなら、すぐ近くにあります。
さっそく行って買ってきてしまいました。



秋月の充電器でさっそく充電中です。

2時間半ぐらいで充電が完了しました。
それでは、いよいよテストです。
ところがなんと、その結果は驚愕すべきものでした。
2011.1.10upload

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