2025.10.12
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ワンボードマイコンをつくろう!(パソコンの原点はここから始まった) TK80ソフトコンパチブル!8080、Z80マシン語からBASICまでこれ1台でこなせます

[第162回]



●原因はマザーボードらしい

ND80Z3.5組立キットの出荷が遅れています。
ご注文いただいたお客様には大変お待たせしてしまい申し訳ありません。
今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。

中古で購入したWindows11パソコンの話に戻ります。
今までの経験からパソコンが起動しなくなる一番の原因はハードディスクの不調です。
しかしその場合には全く起動しないということはなくて大抵は起動の途中で何らかの異常表示が出てそこから進めないとかハードディスクがひどく破損した場合(クラッシュした場合)などではシステムディスクがありませんというようなメッセージが出ることが多いようです。
トラブルで次に多いのはメモリの不具合でしょう。
この場合にはピー音が鳴ります。
マザーボード(ROM BIOS)によって長音単音の組み合わせが違いますがその鳴り方で判断ができることが多いです。
メモリよりは頻度は少ないですがCPUが破損することもあるようです。
その場合もピー音が鳴ります。
そうそう。
ちょいと厄介なのが電源のトラブルです。
本当に電源が破損すると全く起動しないばかりではなくて二次的にマザーボードやCPUやメモリまで破損してしまう場合もあります。
パソコンの電源が面倒なのはマザーボードやCPUなどが正常に機能しない状態ではそもそも電圧が出力されなくてテスターでチェックできないという点です。
ウンともスンとも言わない場合には原因がマザーボードなのか電源なのかの判断が難しいところです。
ちょいと危険ではありますが一番簡単な方法はマザーボードとか電源を交換してみることです。
こういう場合にはメーカー製のパソコンは対応が難しくなります。
マザーボードも電源も固有の仕様であることが多く汎用品で置き換えることが難しいです。
あっと。
念のために。
パソコンが起動しない場合に一番多い原因はメーカーのサイトなどによりますと、電源ケーブルをコンセントにつないでなかった(!)というものだそうです。
そりゃあ起動しませんでしょう。
余談でありました。

さて。
ここまで考えてきた結果とるべき対策はわずか1時間で昇天してしまわれたCompaqPro4300SFFの交換用パーツを入手することです。
えっと。
また念のために。
今回はたまたま不幸にして電源投入後わずかな時間で起動しなくなってしまったわけですが不良品をつかまされたわけではないと思います。
はなから動かなかったり動作が異常だったのではなくてたとえ1時間でもまともに動いていたのは確かです。
購入直後は正常動作してそれから1時間ほどでいきなり破損するなんて、そんな器用な不良品はありませんでしょう。
ここはたまたま起きた不幸なできごとだったと思います。
本体ケースのフタを開けてみましたらほこりが一杯でしたのでそういう状態でひょっとするとかなり長期に使われずに置いてあったのかもしれません。
長期間放置したものをいきなり電源ONすると突然プッツンしてしまうケースはままあるのではと思います。
また脱線してしまいました。
それでネットで確認してみましたらCompaqProの交換用電源とか中古電源が結構ヤフオクなどに出品されていることがわかりました。
これは心強いです。
しかし今回はどうやらマザーボードが破損したのではないかと推測しました(カンなのですけれど)。
それでヤフオクをちょいとしつこくサーチしましたらなんとピッタリカンカンのマザーボートがみつかりました。
CompaqPro4300SFFに搭載されているのと全く同じマザーボードです。
即決。
送料込み2380円!



これを買わない手はありませんでしょう。
ええ。
即決いたしました。
ついでですから念のためのテスト用にCPUとメモリもヤフオクで落札いたしました。
Intel Core i3−2100 LGA1155 なんと送料込み330円です。



DDR3−1600(PC3−12800) 4GB(2GBx2) こちらもなんと送料込み420円です。



いまどき330円や420円ではコーヒーも飲めませんから安いものです。

待つことしばし。
マザーボードとCPUとメモリが届きました。

というところで今回も時間が無くなってしまいました。
肝心の結末は次回にて。

ワンボードマイコンをつくろう![第162回]
2025.10.12upload

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