マイコン独立大作戦
CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作
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WindowsパソコンにUSB接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてWindows
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
昔はそれが普通のことだったのですが、安価なCRTディスプレイが生産中止となって久しい今日ではそれ
は叶わぬことと諦めていたのですが…。
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[総合第6回]
●画面の表示を拡大してみました
前回の続きです。
VGA出力信号をオシロで見てもおかしいところはなさそうです。
ただオシロに表示された波形が100%正しいとは言い切れません。
ことに最近のオシロはデジタル化されています。
高速で繰り返し入力される波形のいわば最大公約数的な波形がたまたまキャッチされていると考えるほうが自然かもしれません。
とにかくオシロでもだめらしいということなので、もう一度表示画面をよくよく見てみることにしました。
下は画面の一部を拡大したものです。
格子状のパターンがうっすら見えています。
もっと拡大してみますと。
液晶ディスプレイのドットが見えているようです。
ううむ。
明らかに’l’の縦線と’m’の真ん中の縦線はそのほかの縦線よりも太いですねえ。
こうなってくると、やはり出力信号に問題がある、と考えるのが無理の無いところかと思います。
しかしオシロで見る限り波形には特に真ん中の線の表示の幅が広いようには見えません。
実は上の画像のドットを数えてみますと、一文字が20ドットで表示されているようです。
すると横80字を表示するとちょうど画面一杯になりますから、20×80=1600ドットになります。
そこのところを確認してみました。
機種名はDELLの2007FPbです。
インターネットで2007FPbの仕様を調べてみました。
私は19インチだと思っていたのですが20.1インチと書いてありました。
表示領域の水平方向長さは408mmでドットピッチは0.255mmです。
408/0.255=1600ドットです。
最適解像度も1600×1200になっています。
1600/80=20ドットですから、上の画像から推測した、1キャラクタあたりの水平ドット数が20ドットというのは正解のようです。
20ドットのところに8ドットを表示するのですから、ずれが出るのは間違いないところなのですが、それにしてもこの縦線は太過ぎます。
一体何なのでしょう?
本日も時間がありません。
次回に続きます。
CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作[総合第6回]
2017.2.12upload
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