ＣＲＴ/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作
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ＷｉｎｄｏｗｓパソコンにＵＳＢ接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてＷｉｎｄｏｗｓ
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
昔はそれが普通のことだったのですが、安価なＣＲＴディスプレイが生産中止となって久しい今日ではそれ
は叶わぬことと諦めていたのですが…。
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［総合第１４７回］
●既知の問題 プロンプトが表示されない（１）
ＵＳＢ接続モードでＺＢ３ＢＡＳＩＣを起動したときに、下の表示のあとプロンプト（＞）が表示されなくて一見するとハングアップしているようになる場合があります。
おそらくマイコンボード側とＷｉｎｄｏｗｓ側の送受信の微妙なタイミングのズレが関係しているように思えるのですが、まだ解決できていません。
このとき［Ｅｎｔｅｒ］キーを押すとプロンプトマークが表示されて、カーソルマークが点滅します。
このあとは普通にキー入力を受け付けます。
次の（２）のようにコマンドの入力とそれに対する応答の間にズレがある場合には［Ｅｎｔｅｒ］を数回入力することで正常になります。
●既知の問題 プロンプトが表示されない（２）
上と似ていますがこちらのほうがちょっと重たい症状です。
／ＳＶで特に大きなファイルをセーブしたあと、上の（１）のようにプロンプトが表示されないことがあります。
（１）の場合と原因は同じと見ていますが、まだ解決できていません。
この場合も［Ｅｎｔｅｒ］を押すとプロンプトが表示されます。
ところがコマンドを入力しても実行されずにふたたびプロンプトが表示されます。
で。
また［Ｅｎｔｅｒ］を押すとその前に入力したＤＭコマンドがここで実行されます。
コマンド入力に対する応答が１つずれてしまいます。
そこで［Ｅｎｔｅｒ］を数回入力するとずれがなくなります。
問題は最初に実行した／ＳＶの結果にも発生しています。
セーブしたファイルを読み込んでみると４０００Ｈバイトセーブしたはずなのに実際には３ＦＦＦＨバイトしか保存されていません。
調べてみると最後の１バイトが落ちています。
再度／ＳＶを実行してから、／ＬＤで読み込みました。
今度は正しくセーブされました。
今年もあと２時間余りを残すのみとなりました。
この一年拙文にお付き合いいただき有難うございました。
引き続き来年もお付き合いいただきますようお願い申し上げます。
それでは皆様、よいお年をお迎えください。
ＣＲＴ／ＶＧＡＩＦ＋ＫＥＹＩＦ＋ＳＤＣＡＲＤＩＦボードの製作［総合第１４７回］
２０１７．１２．３１ｕｐｌｏａｄ
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