2013.8.3
前へ
次へ
ホームページトップへ戻る

復活!CP/M ワンボードマイコンでCP/Mを!
CP/MがTK−80互換のワンボードマイコンの上で復活します
ND80ZVとMYCPU80の上でCP/Mが走ります

[第450回]


●E−80試作基板の動作テストが完了しました

やっと。
E−80試作基板の動作テストが完了しました。
この3日間ほどは、最終的な動作テストとシステムプログラムの一応の完成に向けての作業をしておりました。
本日最後まで残っていたちょいと面倒な部分のソフトを仕上げて、やっと完成です。
これで、来週早々にはY様にお送りすることができそうです。

実は。
最後の最後になって、回路がまずいことに気がついたものですから、そのための配線の変更とそれからプログラムの最後の仕上げ作業などで手一杯になってしまい、ホームページまでは手が回らなかったのです。

●V−FDDアクセスLED回路

ZB3DOS(CP/M互換DOS)ではCP/Mがフロッピーディスクを使っていたところをWindowsのハードディスク上に仮想フロッピーディスクを設けることで互換性を実現しています。
昔のディスクシステムのフォーマットにあわせていることと、USBを使って送受信していることなどから、データ、プログラムのロード、セーブにはある程度の時間がかかります。
そのときにパソコンのHDD表示LEDと同じようにVFDDをアクセス中であることを示すインジケータがあるといい、というY様のお考えで、フロントパネルにV−FDDインジケータLEDを配置してあります。
このLEDはCP/M互換DOSでVFDD(仮想フロッピーディスク)にアクセスしている時に点灯します。

下の写真で右上に見えるのがV−FDD表示LEDです。


この回路はもとはプリンタ、スピーカー用の82C55から出力するつもりだったのですが、82C55に空きがなくなってしまったものですから、PIC18F14K50の回路に移しました。
回路図は[第448回]にありますが、参考までに下に再掲いたします。

(10)PIC18F14K50回路


74HC174のpin2から出力しています。
どうせPIC18F14K50を使ってUSB送受信をするのだから、そのついでにこのビットもオンオフすればよい、と単純に考えてそのようにしたのですが。
余りに単細胞でありました。
USBの送受信は何もVFDDのアクセスに限ったことではなくて、画面表示やキー入力でも使われます。
74HC174の出力はそのたびにプログラムによって更新されますから、この回路ではそのたびにVFDDアクセスとそれ以外とを区別して、pin2のビット出力をあわせてオンオフしなければなりません。
それはとんでもない厄介な動作になってしまいます。

説明の途中ですが時間がなくなってしまいました。
続きは次回にいたします。

ワンボードマイコンでCP/Mを![第450回]
2013.8.3upload

前へ
次へ
ホームページトップへ戻る