超ローコストPICWRITERの製作
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「PICBASICコンパイラ」からスピンオフ!!
過去記事を参照することなどを考えて該当する過去記事は「PICBASICコンパイラ」のまま連載回もそのままとします。
以後は前回記事からの流れで[第236回]からとします。
「PICBASICコンパイラ」はなるべく早く連載を再開したいと考えています。
PICはローコスト、高機能で種類も豊富なお手軽マイコンですがプログラムを書き込むためのWRITERが必要です。
それをできるだけ安価に作ってしまおうというプロジェクトです。
最終的には製品化を考えています(組立キット、完成品)。
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[第295回]
●PIC16F1455
間が2日空いてしまいました。
またまたPICと格闘をしておりました。
もういい加減にしておかなければと思いつつ、つい泥沼にはまってしまいます。
PICWRITERのターゲットとしてテストをするために今までさわったことがないけれど秋月で比較的安価で売られているものをサンプル的にいくつか購入しております。
そのうちの幾つかは実際に書き込み読み出しのプログラムを作ってその成果を書いてきました。
ちょっと前にも書きましたようにPICはそれぞれにクセつよでそれぞれに対応するWRITERプログラムを作成するのは結構手間がかかります。
そればっかりにかかっていますと他のことが進みません。
このあたりでちょいと置くことにしてずっと棚上げになったままのPICBASICコンパイラの作業も再開しなければと思っているのですが。
それにほかにも書くつもりでずっと書けずにいることもあります。
そうは思っているのですが、せっかく購入したものですから簡単にできそうなものを選んでもうひとつだけとりあえず試してみようなんてつい考えて泥沼にはまってしまいます。
今回ももろ泥沼でありました。
日々悪夢であります。
PIC16F1455は14pinのPICです。
実はサンプルプログラムの作成や動作の確認をするために過去にさわった同じ14pinのPICについて確認をする過程で前回書きましたようにPIC16F1503の動作テストについて書いていなかったことに気が付いたのでした。
[出典]Microchip Technology Inc. PIC16F145X Data Sheet
[出典]Microchip Technology Inc. PIC16F145X Data Sheet
[出典]Microchip Technology Inc. PIC16F145X Data Sheet
PIC16F1455で特筆すべきことは14pinでありながらUSBインターフェース内蔵というところです。
私が最初にさわったUSB内蔵型のPICはPIC18F4550でした。
40pinのPICです。
それよりもPIN数が少ない28pinのPIC18F2550もUSB内蔵型です。
その後にさらにpin数の少ない20pinのPIC18F14K50を知ってそれにUSBプログラムを組み込むことでND80Z3.5などのUSBインターフェースとして仕上げました。
ところがPIC16F1455はなんと14pinです。
しかもPIC16FですからPIC18Fよりはレベルが低いもののソフトウェアとしての扱いはPIC18Fよりはシンプルに扱えます。
I/Oポートのピン数はそれほど必要としないがUSB機能は欲しいといった用途にはもってこいです。
USBについてはいずれ試してみることとしてまずはいつものように簡単なテストプログラムを作って試してみることにしました。
I/Oポートを使った簡単なテストプログラムならばざっと見たところPIC16F1503と同じ感じでちょいちょいと作ってしまえそうです。
PICWRITERプログラムについてもPIC16F1503と同じ扱いでいけそうです。
と簡単に考えたのがおおきな間違いでありました。
いつものように泥沼に。
よお生きとりますなあ。
ほんと。
超ローコストPICWRITERの製作[第295回]
2025.6.6 upload
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