2022.8.27
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PIC−USBIO using BASIC

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USBインターフェースを内蔵したPICを使ってWindowsパソコンで外部回路を制御するための各種I/O基板の製作記事です。
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[第45回]



●PICUSBIO−06

前回はPICUSBIO−04を紹介しました。
入力のみの8ビット×3ポートのボードです。
今回紹介するPICUSBIO−06は入力が8ビット×2ポートで出力が8ビット×1ポートのボードです。

PICUSBIO−06の写真です。


こちらはPICUSBIO−06の回路図です。

82C55の代わりに74HC244を2個と74HC373を1個使っています。
82C55のAポートを出力、Bポート、Cポートを入力に設定した場合に相当するボードです。
PICUSBIO−01と同じ配列の26pinフラットケーブルコネクタに入出力信号を配しました。
ND80Z3.5などのI/Oコネクタと同じ端子配列です([第43回]参照)。

今回も前回と同様にND80Z3.5のI/O入出力コネクタと接続してND80Z3.5のZB3BASICプログラムで作成出力したデータを受けてそれをPRINT文で表示します。
前回は入力ポートだけのボードでしたが今回は入力と出力の両方のポートがありますからそれを生かしたプログラムにしてテストを行ないます。

テスト中の写真です。

ND80Z3.5の82C55入出力コネクタに接続しています。
左側がPICUSBIO−06で右側がND80Z3.5です。

ND80Z3.5のZB3BASICの画面です。

80行と90行でPICUSBIO−06から出力されたデータをND80Z3.5が出力したデータと比較しています。
PICUSBIO−06はND80Z3.5側から入力したデータをそのまま出力ポートに出力します。
そのプログラム部分がデータを確実に伝達するハンドシェイクの役目を果たしています。

PICUSBIO−06側のBASIC画面です。

今回も前回のプログラムと同じように10行、30行、50行で同じ値を2度続けて表示しないようにしています。

プログラムの実行結果です。

1が右から左に1ビットずつきれいにシフトしていく様子が表示されています。

PIC−USBIO using BASIC[第45回]
2022.8.27upload

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