2023.10.20
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PICBASICコンパイラ

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まるでインタプリタ。でもコンパイラです。超カンタン超シンプルです。
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[第91回]



●SDカードIF(11)ND80Z3.5に接続(4)Sコマンドの実行結果を確認、Eコマンド

前回はDIRセクタを読み込んで内容を表示しました。

その前にセーブしたTESTD1.BINのファイル名とクラスタbニファイルサイズ(データバイト数)が記録されています。
その情報を使って今度はTESTD1.BINのデータが記録されているセクタを読んでみます。
TESTD1.BINのデータはクラスタbQの先頭セクタから書き込まれています。
クラスタbQの先頭セクタのbヘ208(16進数)です([第89回]参照)。
そこでセクタbQ08を読んでみます。
rs3 0208を実行したあとm 3を実行しました。

rs3は指定したセクタを読んでその値をレジスタバンク3と4に書き込むコマンドです。
m 3はレジスタバンク3の値を表示するコマンドです。
セクタは512バイトですがレジスタバンクは256バイトなのでセクタの半分しか表示されていません。
後半の256バイトを表示するためにm 4を実行しました。
m 4はレジスタバンク4の値を表示するコマンドです。

これでセクタbO208の全データが表示されました。
先頭のデータは00 90で最後のデータはFE 91です。
ざっと見たところテストデータ作成プログラムで作成した通りのデータが記録されているようです。
これで512バイトです。
TESTD1.BINは565バイト(235H)なのでまだ53バイト残っています。
残りのデータは次のセクタbQ09に書かれているはずです。
そこでセクタbQ09のデータをレジスタバンク5に読み込んでみることにします。
念のため実行前のレジスタバンク5を確認してみます。
m 5を実行しました。

レジスタバンク5には前回実行したDIRコマンドによってDIRの内容が書かれています。
今はDIRのデータは使いません。
ここにセクタbQ09の値を読み込みます。
rs5 0209を実行したあとm 5を実行しました。

最初のデータは00 92です。
このデータはND80Z3.5のアドレス9200と9201の値ですからセクタbO209にも正しく書き込まれていることがわかります。
データの最後はND80Z3.5のメモリアドレスで9234ですから上の画像の4行目、アドレス34の’34’が最後のデータです。
今回の作業より前に何回もテストを繰り返していますのでそのうしろにもデータがあります。
しかし’34’の次が’90’になっていてそこからうしろは今回の作業以前に作成された古いデータであることがわかります。

ここまででテストを一旦終了します。

テストプログラムの終了コマンドは e です。
e[enter]を実行するとZB3BASICに戻ります。
/exitコマンドでZB3BASICを終了しました。

PICBASICコンパイラ[第91回]
2023.10.20upload

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