PICBASICコンパイラ
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まるでインタプリタ。でもコンパイラです。超カンタン超シンプルです。
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[第61回]
●PIC WRITERを作ってしまいました
4日ぶりの更新です。
相変わらずちょいと大変な作業に苦闘しています。
いえ。
PIC WRITERではありまぜん。
ほかにも取り組んでいることがあってそれがなかなかに悩ましいのです。
この2日ほどはMicrosoft様が自分で決めた仕様を勝手に変更していたことに気付かなかったために悩まなくても良いところで悩んでしまいました。
まあMicrosoft様の「掟やぶり」は今に始まったことではありませんから今更ぼやいてみても始まらないのですが。
ことの顛末については近日中に書くことになるかと思います。
さて。
PIC WRITERについてです。
前回書きましたように最新のMicrchip社純正PICプログラマ「PICKIT4」は仕様を見るかぎりでは私の場合使い勝手が良いものとは思えません。
さてどうしたものかとしばし思案したのですが、結局意を決して作ってしまうことにしました。
その前に。
こちらが長年使っております秋月電子のAKI−PICプログラマです。
随分古いものなのでかなりよごれていますがまだしっかり動きます。
Pin配列が標準仕様と異なるPIC用にジャノ目基板で追加配線したりしています。
今まではこれで間に合っていたのですがいまやさすがに「年代物」という感じでこのWRITERでは書けない新しいPICが増えてきました。
そこで意を決して製作した「試作1号機」です。
27C256WRITERの基板を利用してそれに追加改造を行なったものです。
あれこれ考えて余計な仕様を追加したり試行を繰り返したりしたために複雑な配線になってしまいました。
これでもとりあえずはテスト的に行なったPICの書き込みには成功しました。
しかしいくらなんでもこの状態でテストを進めるのはさすがに躊躇しましたので試作基板を作ることにしました。
こちらが「試作2号機」です。
これをどうやって使うかといいますと、ND80Z3.5の82C55に接続して使います。
右側はND80Z3.5です。
このND80Z3.5は試作基板なのでグリーンレジストがついていません。
配線がむき出しの基板です。
もう10年も前に作った基板ですがまだ健在です。
壊れずに動いていますのでこうやって今も現役で使っています。
PIC WRITERの説明に戻ります。
このPIC WRITERは私自身のためのPIC WRITERです。
なにしろND80Z3.5と接続して使う仕様ですのでND80Z3.5を含めた価格はMicrochip社の純正PICプログラマよりもはるかに高いものになってしまいます。
機能もとにかくPICが書ければよいという程度のものですからとてもお勧めできません。
すでにND80Z3.5をお持ちの方でしたらそれなりのメリットはあるかもしれません。
ひょっとしてご要望がありましたらPICUSBIOボードに接続して使える仕様もいずれ考えたいとは思っています。
PIC WRITERはハードウェアは大したことはありません。
問題はソフトウェアです。
これがちょいと大変です。
ざっというとPICのナンバーごとに書き込みプログラムが異なります。
とても汎用としてすべてのPICに対応する書き込みプログラムは用意できません。
しかし。
できれば時間をみつけて少しずつ対応できるPICナンバーを増やしていくつもりではおります(そんな時間があるかなあ)。
PICBASICコンパイラ[第61回]
2023.8.7upload
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