PICBASICコンパイラ
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まるでインタプリタ。でもコンパイラです。超カンタン超シンプルです。
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[第35回]
●ON n GOSUB文(2)
前回に続いて今回もON n GOSUB文です。
ON n GOTO文のところでも書きましたようにできれば例外となる値についてもテストをしておくべきです([第32回])。
そこで今回はON n GOTO文のときと同じように念のためにあえて範囲外の値を設定してテストを行ないました。
テストプログラムをロードしました。
ロードしたBASICのテキストプログラムをLISTコマンドで表示させました。
前回のプログラムでa=3だったところをa=5にしました。
この場合プログラムの設計としてはGOSUB文は実行されなくて次の30行を実行してそこでブレークするはずです。
続いて/RUNコマンドを実行して結果がどうなるかを確かめてみました。
/RUNを実行するとロード時に作成されたPICマシン語コードがPICに書き込まれたあとそのマシン語プログラムがすぐに実行されます。
program startedで実行を開始した直後にendと表示してアドレス2050でブレークしました。
”end”と表示してブレークするのは30行です。
そのあともとのBASICプログラムの100行の直前(つまり30行)でブレークしたと表示されました。
「例外」的な値でも設計した通りの動作をすることが確認できました。
短いですけれど今回はこれだけで終ります。
PICBASICコンパイラ[第35回]
2023.6.11upload
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