2015.12.3
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新製品の紹介(プチ連載です)
MYCPU80用増設I/Oボード組立キット

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たまにはちょいと息抜きで小品も作ってみたいものです。
簡単にチョイチョイと…。
でも、なかなかそうは簡単にはいかなくて、いつものごとく回を重ねてしまうことになるのかも…。
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[第3回]


●MYCPU80用増設I/Oボード回路図

やっとMYCPU80用増設I/Oボードの回路図が出来ました。

なんたって師走ですものね。
私は先生などではありませんけれど、いつもに増して忙しいのです。
たまっている作業をできるだけ年内に片付けてしまおうと思うと、余計に忙しい気分になって落ち着きません。

●コネクタ端子接続図

これはMYCPU80のバスコネクタの端子接続図です。
MYCPU80用増設I/Oボードにもこのバスコネクタに対応するコネクタがついています。
こちらは26Pバスコネクタです。

このうちのD0〜D7、A0〜A7、+5V、GNDを使います。

こちらは16Pコネクタです。

このうちのIORD、IOWRだけを使います。

こちらは82C55の入出力信号用26Pコネクタです。

信号の端子配列はND80ZV、ND80Z3.5の82C55の入出力信号用26Pコネクタと同じです。

●こんなことも考えているのです

今頃になってやっとMYCPU80用の増設I/Oボードなどを作る気になったのは、こんなことを考えたことも理由のひとつです。

MYCPU80用増設I/Oボードの82C55用コネクタに接続しているのは27C256WRITERの試作品です。
27C256もとうとう過去の石になってしまいました。
しかし自作派にとっては今でも貴重なICでありましょう。
私のところではMYCPU80にも、ND80ZVにも、ND80Z3.5にも使っています。
今でも現役なのです。

もともとはND80ZV、ND80Z3.5用として企画しました。
こちらはND80ZVに接続しているところです。

27C256の書き込みのためにはバッファとして32KバイトのRAMが必要です。
厳密に言えばソフトウェアの工夫によってそれより小さいRAMでもできないことはありませんが、そんなちまちましたことを考えなくても、ZB3DOS(CP/M互換DOS)用にRAMを増設すれば、それをそのまま27C256WRITERのための32KバイトRAMバッファとして利用することができます。
ということでこの27C256WRITERを使うためにはND80ZV、ND80Z3.5にZB3DOS(CP/M互換DOS)を増設していることが前提になります。
と、そこまで考えてきて、そういえばMYCPU80にだってZB3DOSのシステムを増設することができたんだっけ、というように思考が進んで、それならMYCPU80用の増設I/Oボードを作れば、MYCPU80にも27C256WRITERが接続できるではないか、と思いついた次第です。

27C256WRITER(試作品)のところを拡大しました

試作品なのでジャノ目基板がぶら下がっています。
製品版のプリント基板はあと2週間ほどで出来上がって来る予定です。
基板が出来てきましたら、またプチ連載にてご紹介いたします。

MYCPU80用増設I/Oボード組立キット[第3回]
2015.12.3upload

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