2018.2.28
前へ
次へ
ホームページトップへ戻る

標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
やっと(!)MYCPU80の改良型基板製作に着手しました!!





[第854回]


●[11]ANA、XRA、ORA、ANI、XRI、ORI回路

今回は論理演算回路の組立です。
基板左上部の算術論理演算用レジスタ”A””B”とAND、OR、XOR回路が埋まりました。
完成までもうあと一息です。


●CMA命令のテスト

CMAはAレジスタの値を反転する(1のビットを0に、0のビットを1にする)命令です。
CMA回路は[第852回]で組んだのですが、あとになって今回の論理演算回路ができてからでないと働かないことがわかりましたので、CMA命令のテストは今回の回路を実装したあとに行ないました。
下はCMAテストプログラムのリストです。

              ;;; CMA TEST for MYCPU80B
              ;18/2/24
              ;
                T500MS=$0030
              ;
                ORG $0000
0000 310000     LXI SP,$0000
0003 3EF0       MVI A,F0
0005 CD3000   LOOP:CALL T500MS
0008 47         MOV B,A
0009 2F         CMA
000A 4F         MOV C,A
000B C30500     JMP LOOP
              ;
LOOP         =0005  T500MS       =0030   

とても簡単なプログラムです。
最初にAレジスタにF0を入れます。
次に500msタイマーサブルーチンをコールしたあとでBレジスタにAレジスタの値を入れ、CレジスタにはAレジスタの値を反転した値を入れます。
これを繰り返すと、0.5秒ごとにBレジスタの値とCレジスタの値が(F0と0Fが)交互に入れ替わって表示されます。

CMAテストプログラムを実行中の写真です。


このあと論理演算(AND、OR、XOR)の命令回路のテストも行ないましたが、本日は時間がなくなってしまいました。
そのテストについては次回に書くことにします。

TTLでCPUをつくろう![第854回]

2018.2.28upload

前へ
次へ
ホームページトップへ戻る