トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第292回]
●BASICプログラムからのROM化(2)
前回からの続きです。
前回はBASICプログラムの一部を書き換えることでMYCPU4のMMU回路のテストプログラムをND80Z3.5のRAMの8000〜80FFに書き込んでそれをMC4T11C.BINというファイル名でセーブしました。
今回はそのファイルをロードして27C256ROMに書き込むところからのスタートです。
MC4T11C.BINをRAMにロードしてその範囲(8000〜80FF)を27C256に書き込みました。
/W256 8000,80FF[Enter]
と入力することでRAMの8000〜80FFのデータ(この場合はMYCPU4の命令コード)が27C256のアドレス0000〜00FFに書き込まれます。
今回もわずか256バイトの書き込みですから書き込み作業は瞬時に完了しました。
そのROMをMYCPU4のIC9の28pinICソケットに実装して電源をONにしました。
MEM/CLOCK回路基板のSP1のジャンパピン設定を右端のCLKにして電源を入れましたので、ROMプログラムは実CLOCKで実行されました。
プログラムの実行は瞬時に最後まで行なわれ、Aレジスタには演算結果の下位4ビットとして1000(8)が表示され、Bレジスタには上位4ビットとして0111(7)が表示されて、アドレス04のHLT命令が実行されました。
今回のROM化したプログラムもRAMでの実行結果([第282回])と全く同じになりました。
トランジスタでCPUをつくろう![第292回]
2021.1.25upload
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