2019.12.19
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トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第187回]



●DATA GATE(1)

およそ一週間ぶりの更新です。
年末が迫る中で特注品の開発作業をしているため、なかなか時間が取れません。
本日もほんの少しだけしか書けません。
年末まで少しずつ更新していくことになりそうです。

回路を変更して新たに作り直したINC/DEC REGISTERの試作基板も少し前に出来上がってきているのですが、包みのままでそのままになっています。
部品を実装して動作確認をしなければと思ってはいるのですが、なかなかそうするだけの時間がありません。
いつもに増して忙しい年の暮れです。

INC/DEC REGISTERについては部品の実装と動作テストができましたら、また続きを書くことにいたします。
今回のテーマはDATA GATEです。
CPUの内部データバスと外部のデータバスの間でデータのやり取りを行なうための回路です。
74HC245に相当する回路です。
下はその回路図です。

回路図の上部にあるのは8ビットのうちの1ビット分の回路です。
同じ回路がD0〜D7の8回路あります。
D0〜D7がCPUの外側のデータバスです。
ここにメモリやI/O回路のデータ回路がつながります。
d0〜d7がCPU内部のデータバス(インナーバス)回路です。
IN_信号とOUT_信号によってデータの入出力の向きをコントロールします。

下が試作基板(部品面)です。

サイズは100mm×100mmです。

こちらは裏側(ハンダ面)です。


部品を実装しました。


実はこの試作基板は夏の頃には出来上がってきていて、部品実装も済ませて動作テストももう随分前に済ませてしまっています。
まず順序としてクロック基板、カウンタ回路基板から書き始めたのですが、そこで手間取ってしまったために今までずっと棚上げになっていました。
同じように動作テストまで済んでいる試作回路基板がまだほかにもあります。
なかなか写真を撮っている時間もなくて記事にすることができませんでしたが、やっと少し時間をみつけてそれらの基板の写真も一緒に撮りましたので、これから年末までの間、回路図などを整理しながら少しずつ紹介していきたいと思います。

本日はここまでです。
次回に続きます。

トランジスタでCPUをつくろう![第187回]
2019.12.19upload

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