トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
[第103回]
●トランジスタ版XOR回路(2)
前回はトランジスタ数を削減したXOR回路をお見せしました。
トランジスタは8個に減りましたが、なんだかわけのわからない回路になってしまいました。
実際に試作して動作を確かめてみればよいのですが、その前に回路図上で確かめてみることにしました。
下はA、Bが0、1のときにアクティブになる回路を着色して、出力Xに至る経路を明らかにしたものです。
図の赤矢印は、丸をつけたダイオードがなかった場合に電流が逆流してしまう経路を示しています。
この検討によって最終段のダイオード1本は不要であることがわかりました。
さて、今まで作成したロジック回路はBS250を2SA1015に置き換えてきました。
そこで今回も上の回路のBS250を2SA1015に置き換えました。
BS250を2SA1015で置き換えると、ただでさえわかりにくい回路が一層ややこしい回路になってしまいますが、BS250をできるだけ使わないようにするためには、それは我慢するしかありませんでしょう。
なお、この回路図はダイオードの検討をする以前に作成したものなので、上で不要と判断したダイオードもついたままになっています。
次回はこの回路を実際にジャノ目基板に組んで、動作の確認をしてみることにします。
トランジスタでCPUをつくろう![第103回]
2015.7.28upload
前へ
次へ
ホームページトップへ戻る