2014.12.14

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MYCPU80でCP/Mを!
超巨大基板の8080互換HCMOS・CPUでCP/Mを走らせてしまおうという、なんとも狂気なプロジェクトです!


[第81回]


●Register mode(レジスタモード)

また何日か間が空いてしまいました。
ご注文が重なってしまって毎日作業に追われて、HPの更新にまで手が回りませんでした。
まだ納品できていないご注文を抱えていますので、あとしばらくはこの状況が続きそうです。
ですので今回もほんの少しだけの更新です。

レジスタモードもND80ZV(ND80Z3.5)に搭載されている機能です。
今回はその機能をMYCPU80用ZB3BASICシステムのリモートプログラムに組込みました。
パソコンに接続してリモートモードにエントリした状態で、パソコンのキーボードから[/]に続けて[r]または[R]を入力するとレジスタモードになります。
下はレジスタモードにエントリしてメモリのレジスタバッファの値を表示させているところです。

logfile mycpu80log\12121847.txt open
mzbdos2n2 2014.11.30 by Chunichidenko

MYCPU80に接続しました(9600bps)
0001 001A - [RD+]
0002 1A03 - [RD+]
0003 03C3 - [RD+]
0004 C353 - 8100[ADRSSET]
8100 003E - [RD+]
8101 3E50 - [RD+]
8102 503C - [RD+]
8103 3CC3 - [RD+]
8104 C302 - [RD+]
8105 0281 - /r
*** REGISTER mode entry ***
[ AF ] FFEA 5100 - [RD+]
[ BC ] FFE8 DEFC - [RD+]
[ DE ] FFE6 E103 - [RD+]
[ HL ] FFE4 1234 - [RD+]
[ SP ] FFE2 FF80 - [RD+]
[ PC ] FFE0 0000 - [RD+]
[ brA] FFF0 0000 - [RD+]


ユーザープログラムがブレークしてシステムに制御が戻るときに、そのときのレジスタの値がメモリのシステムワーク領域に保存されます。
その値はメモリアドレスを指定して[ADRSSET]で見ることができますが、アドレスを指定する代わりにレジスタ名を指定して、その値を読んだり書き換えたりするために使うのがレジスタモードです。
実際には普通の状態でこのモードを使う意味はありません。
ブレークポイントを指定してユーザープログラムを実行して、その結果ブレークしたあとで、レジスタモードを使う意味が出てきます。
本日はその説明のための準備をしている時間がありません。
次回にそのあたりのことについてもう少し詳しく説明しますので、今回は上のようにリモート操作をしたときにMYCPU80基板上の7セグメントLEDにどのように表示されるかを写真で見ていただいて終わりといたします。















MYCPU80でCP/Mを![第81回]
2014.12.14upload

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