2011.3.14
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標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)

[第749回]

●東北太平洋沖地震義援金(インターネット募金)

日を重ねるごとに伝えられる災害のすさまじさ、痛ましさは、もはや常識をはるかに超えるものとなって、容赦無く胸に迫ります。
たまたまそこに住まっていたというだけで、未曾有の災害に遭遇された幾十万の方々には、かける言葉とてありません。
たまたま被災地から遠く離れて住んでいるというだけで、難に遭わなかったことが、同じ国に住む者として申し訳無く感じられます。
せめてわずかでも衣食の足しに役立ってくれればと思い、まずはとにかく募金をと思いました。
最初は近くの郵便局で、おそらく赤十字宛ての義援金募集があるでしょうから、そこへでかけていこうと思いました。
しかし、普段からインターネットを利用していることでもありますから、まずはインターネットで情報を得てからと思い検索をしてみました。

知らなかったのですけれど、Yahoo基金というのがあるのだそうですね。
なんでもYahooの社員がボランティアで始めたのだとか。
今回の震災についても寄付を募っているのだとのことで、ネットのあちこちで、かなりその情報が飛び交っているようです。
Yahooトップ(http://www.yahoo.co.jp/)に募金サイトへのリンクがあります。


「緊急災害募金を受付中」のところをクリックすると、募金のページに行きます。



さっそく募金をいたしました。
壁紙などは全く不要ですからダウンロードはしておりませんけれど。
しかし、さすがYahooです。
この画像は少し前にコピーしたものなのですけれど、さきほど同じページに行きましたら、わずか2時間足らずの間に金額にして2000万円、人数にして1500人も増えておりました。

すでに7億円の寄付が集まっております。
これはすごいと思います。
こういうところにネットの力が発揮されるというのは、願ってもないことです。
もっともっと多くの人たちが参加されることを願います。

今回も途中から上の記事を書くことになってしまいましたので、以下の記事は途中半端で終わってしまいます。
続きはまた次回に書くことにいたします。

●Firefox

Firefoxは非営利団体Mozillaによって開発維持されているブラウザです。
前回まで数回に亘ってご紹介いたしましたメーラー(メールクライアント)のThunderbirdもMozillaの製品です。
FirefoxもThunderbirdと同様、フリー(無料)で誰でも自由に使用することができます。
日本語版FirefoxはMozilla Japanのサイト(http://mozilla.jp/firefox/)からダウンロードすることができます(下の画面)。


[第742回]にも書きましたように、中日電工の、Windows7パソコン組立キットをご購入いただく予定の皆様につきましては、Mozillaのサイトからダウンロードしていただく代わりに、 ThunderbirdとFirefoxをCDROMに落として、それを同梱する予定ですので、そちらをご利用いただければ、と思います。

これからFirefoxについて説明をするつもりなのですが、お話の順序として、まずはOperaについて少しお話をいたします。

●Opera

これも以前に少し書いたことですが、私はここ数年は、ブラウザとしてOperaを使っております。
Operaも無料で使えるフリーのブラウザです。


なぜInternet Explorerを使わないのかといいますと、とにかく使いにくかったからです。
Internet Explorer6まではとにかく使いにくいなあというところがあって、あれこれほかのブラウザを試した結果落ち着いたのがOperaでした。
Operaは使い易いブラウザだと思います。
タブの扱いも、ヘルプを参照することなく、ごく自然に使えます。
特に気に入っておりますのが、Speed Dialという機能です。

これはなかなかに便利な機能で、ここにいつもよく開くサイトを登録しておくと、ワンクリックでそのサイトを開くことができます。
Internet Explorer8のクイックタブもよく似ているようですが、機能はちょっと違います。

Internet Explorerの画面です。

Internet Explorer8のクイックタブはタブの左端にあります。
クイックタブをクリックすると、現在開いているタブが小さい画面(サムネイル)で一覧表示されます。
OperaのSpeed Dialと見たところは、よく似ていますが、Internet Explorer8のクイックタブは「今開いているタブの一覧表示」であるのに対し、OperaのSpeed Dialは「あらかじめ気に入ったサイトを登録しておいたものの一覧表示」ですから、機能は全然違います。

Internet Explorer8はタブの扱いについてはうんと使いやすくなりましたから、あえて他のブラウザを使う必要はない、とお考えの方も多いかと思います。
まあ、そうかもしれませんが、細かい話なのですが、たとえばInternet Explorer8を終了して、次にまた開いたとき、前回終了したときのタブを同じように開きたい、というような場合に、使い勝手が違ってきます。

Operaでは「ツール」→「設定」で、次回起動したときにタブの状態を復元するか、クリアするかなどを好みに合わせて設定しておくことができます。
私などはサイトを見ている状態を翌日に持ち越すことが多いので、このOperaの設定は非常に好都合です。

Internet Explorer8では、起動時には全てのタブは閉じられてしまっています。
「ツール」→「最終閲覧セッションを再度開く」をクリックすることで、前回のタブの状態を再現することができるのですけれど、Internet Explorerを開くたびにその操作をさせられるということになりますと、徐々にいらいらが蓄積されていきます。
どうしてこんなことぐらいユーザーに設定させてくれないの?とついぼやきたくなります。
どうもMicrosoftは思考(または嗜好)の多様性を考慮せず、かくあるべしを押しつけるきらいがあるように思われて、そこのところがつい敬遠したくなる理由かと思われます。

そのように使い易いOperaなのですけれど、残念ながらOperaに対応していないサイトなどがあって、そういうサイトを閲覧する場合にはあらためてInternet Explorerを起動して、そのサイトを開かなければなりません。
たとえば、銀行のインターネットバンキングサービスをOperaから利用しようとすると、「お使いのブラウザは使用できません」などと表示されてしまうサイトがあります。
またたとえば高速道路の案内サイト、ドラぷら(http://www.driveplaza.com)をOperaで開くと、地図が表示されません。
お客様のブラウザからは「地図から検索」をご利用できません。
と表示されてしまいます。
Operaはなかなかにいいブラウザなのですけれど、積極的に皆様にお薦めできないのは、そのあたりがちょいと弱いからでもあります。
また日本語の文字コードの扱いにもちょっと弱いところがあるようです。

それでは、そのあたりのところがFirefoxはどうなのか、というところを次に説明することになるのですが、今回は時間がなくなってしまいましたので、次回に説明をすることにいたします。
2011.3.14upload

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