標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
[第612回]

●Windows7(64ビット版)ではx86ソフトが実行できません!

またしても急遽予定変更です。
かなりてこずっておりました、ZB3BASIC操作説明書がやっと出来あがりました。
残る説明書作業もあとわずかとなりました。
そこで、本日は、Z80アセンブラZASM.COMの取扱説明書の作成作業に着手いたしました。

いつものように、ドキュメント作成用のWindows98マシンの横においてあります、Windows7マシンで、説明書の記載内容を確認するために、コマンドプロンプトでZASM.COMを実行させようとしましたら…。
なんと。
実行できません。
こんなメッセージが出てしまいました。

OKをクリックしますと、下のようになります。



しっかし。
これは、納得できませんなあ。
互換性がない、とはどーいうこと?

intelのCPUは64bit命令セット(どーやらintelはAMDに先をこされてしまって、これをx64命令セットと称しているのだそうですが)を実装したCPUでも、当然32bit命令も16bit命令も実行できるはず。
どうやら思うに、仮想メモリのあたりのアドレス幅の問題で、16bit命令はサポートできない。と、そういうことなのでしょうけれど…。
[2010.9.17追記]
やっぱり一晩睡眠いたしますと脳がリフレッシュされまして、冷静な判断ができるようになります。
それで、昨晩は調べもせずに書いてしまいました上記の「intelのCPUは…」以下の文章に、ちょいと疑問をもってしまいました。
で、とりあえず手っ取り早くネットを検索しましたところ、お決まりのごとくwikipediaにぶつかりました。
読んでみましたところ、こりゃあMicrosoftに文句を言ってもしかたがないか、ということのようです。
このあたりのことにつきましても、次回にて書くことにいたします。(追記ここまで)

そおいうことになりますと、昔の16ビットアプリケーション(つまりx86ソフトウエア、多分拡張子が.COM)を使いたいとお思いの方は、64ビット版を買ったりしますと、泣きますぞお。

ええ。実は私の奥様の知り合いが先日、買っちゃったんだそうです。64ビットのパソコンを。
なんでも今まで使っていたパソコンに最近ガタが来てしまったとかで、それでよくわからないので家電店ですすめられるままに、性能がよいから、お買い得ですよお、ということで。買ったのだそうでありますが。

なんですか。その方はボランティアで点字の翻訳をしてみえるのだそうですね。奇特なことです。
パソコンは主にそのために使うのだそうですが。
その点字のソフトが動かない。64ビットではダメなのだそうです。
高いパソコンを買ったのに、と頭をかかえてみえるのだそうですが。
罪な話じゃ、ございませんかね。Microsoft様。

実は、その話を最初聞きましたとき、ちょっと信じられませんでした。
んな、ばかな。
ところが、ばかなことではなかったのですねえ。
こーいうことだったとは。
お口あんぐりです。

いや。そんなことを言っておる場合ではありませんでした。
そーすると。私の方も。

おお。
そうでした。
あの。余分に買ってしまった、Windows7(32ビット版)。
ここへきて、ついに日の目をみるときがまいりましたぞ。

さて。
でも、どーしたものか。
ハードディスクがありません。
いや、ありました。
最初に、古いXPマシンにセットアップしようとしてこけてしまった、ハードディスクがそのまま残っておりました。

むむ。
こいつは、シリアルATAではなくて、パラレルATAなんだけど。
実は、Windows7(64ビット版)をセットアップしたマシンのマザーボード(ASRock G41M−VGS2)には、パラレルATAコネクタもついていたのを思い出しました。

それなら。
とりあえず、やってしまいましょう。
Windows7(32ビット版)のセットアップです。
ところが。
まあ、毎度のことですけれど、これがまた、すんなりとは、いってくれなかったのでありますね。
世の中、よくわからないことが多すぎる、のであります。

時間がなくなってしまいましたので、この続きはまた次回にさせていただきます。
2010.9.16upload
2010.9.17追記

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