標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
[第211回]

●CMA命令のクロック毎の動作の写真です

CMA命令はAレジスタの値の各ビットの1と0を反転させます。
今回はCMA命令を、いつものようにクロック毎に動作をさせて、その写真を撮りました。

Aレジスタに適当な値を入れたあとで、CMA命令を実行します。
Aレジスタに入れる値は何でもよいので、今回は、MVI A,5Cを実行して、Aレジスタに5C(01011100)を入れたあとで、CMAを実行します。

CMA命令のT0の写真です。



Aレジスタに5C(01011100)が入っています。

CMA命令のT4の写真です。



内部データバスはどこからも出力がないため、FFになっています。そのFFがALUのレジスタ”A”に書き込まれています。
ALUレジスタ”A”の左側にある、ALUreg”A”WR(緑LED)が点灯しています。

CMA命令のT5の写真です。



ALUreg”A”WRが消灯しました。

CMA命令のT6の写真です。



Aレジスタの値、5Cが内部データバスに読み出されました。
Aレジスタの左にある、AregRD(黄LED)が点灯しています。

ALUのレジスタ”B”には、内部データバスの5Cではなくて、その各ビットの1と0を反転した値、A3が書き込まれています。

ALUレジスタ”A”の値、FFとALUレジスタ”B”の値のA3のANDが計算され、ANDレジスタに表示されています。

CMA命令のT7の写真です。



CMA命令のT8の写真です。



ANDレジスタのLED表示の左側にある、AndRD(黄LED)が点灯して、Aレジスタの値5Cを反転した値、A3が内部データバスに出されています。
Aレジスタの右側にあるAregWR(緑LED)が点灯して、Aレジスタに内部データバスの値A3が書き込まれています。

CMA命令のT9の写真です。



AregWRが消灯しました。
2009.4.23upload

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