2015.11.28
前へ
次へ
ホームページトップへ戻る

新製品の紹介(プチ連載です)
周波数カウンタ組立キット

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
たまにはちょいと息抜きで小品も作ってみたいものです。
簡単にチョイチョイと…。
でも、なかなかそうは簡単にはいかなくて、いつものごとく回を重ねてしまうことになるのかも…。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


[第59回]


●ミノムシクリップコードの製作

また何日か間が空いてしまいました。
周波数カウンタ組立キットの組立説明書を書いておりました。
説明書を書くのはなかなか骨の折れる作業です。
おかげでやっとなんとか説明書の作成作業も完了しました。

今回は説明書で説明しようとするとちょっと難しくて手間がかかりそうなところを写真を使って説明することにしました。
周波数カウンタ組立キットには測定のときに使うミノムシクリップが付属しています。
ミノムシクリップは単体ですので、ビニール被覆線をつないで仕上げます。
その過程を写真で説明します。

赤黒2個のミノムシクリップです。


ビニールのカバーを外すにはちょいとコツが要ります。

このように割り箸にしっかりくわえさせます。
これがコツです。

するとこのように簡単にビニールのカバーを外すことができます。

まだ割り箸をくわえさせたままで作業を続けます。

ビニール被覆線の端を5mmほど皮むきして、先をよくねじってハンダをつけておきます。


ミノムシクリップに開いている穴に中から外に向かってビニール被覆線の先のハンダ上げをした部分を通します。


先を穴に通したところを拡大しました。



ハンダゴテのコテ先で被覆線の先をミノムシクリップに押し付けるようにしながらハンダ付けをして、被覆線とミノムシクリップをつなぎます。


ハンダ付けをした部分の拡大写真です。


よいしょとひっくり返します。


ペンチやプライヤーなどを使ってミノムシクリップの端の三角のツメを曲げて被覆線をしっかり押さえます。


ツメで押さえたところの拡大写真です。


ビニールカバーをもとに戻します。


割り箸をくわえさせておくと簡単にカバーをはめることができます。


コードの反対側の端は少し長めに1cmぐらい皮をむいて、先をしっかりねじっておきます。

周波数カウンタ組立キット(A)セットの場合はここまでで作業は終わりです。
(B)セットの場合にはこのあとまだ作業がありますが、それはまた後ほど説明することにします。

周波数カウンタ組立キット(A)セットでは、上で作成したミノムシクリップコードをターミナルブロックに固定します。
ターミナルブロックの上側のネジをゆるめておいて、下の写真のようにミノムシクリップコードのクリップがついていない側の先を正面の開口部に奥までしっかりと差し込みます。

正面左側に赤コード、右側に黒コードを差し込みます。

コードが抜けてこないように片方の手で支えながら、他方の手で小型のプラスドライバでネジをしっかり締め付けます。

マイナスドライバでもできないことはありませんが、締め付けがゆるくなったりネジのミゾをつぶしてしまったりしますから、プラスドライバを使うことをお勧めします。

周波数カウンタ組立キット[第59回]
2015.11.28upload

前へ
次へ
ホームページトップへ戻る