周波数カウンタ組立キット
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たまにはちょいと息抜きで小品も作ってみたいものです。
簡単にチョイチョイと…。
でも、なかなかそうは簡単にはいかなくて、いつものごとく回を重ねてしまうことになるのかも…。
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［第３５回］
●再び１１７で（４）遅延時間の確認
前回も書きましたが、秒換算誤差は計算によって求めた遅延時間です。
前回は下のように書きました。
１１７の時報を聞いてスイッチを押すことで測定を開始して、同じように１１７の時報を聞いてスイッチを押すことでその時点までの積算値を記録するわけですから、もし時報を聞いてからスイッチを押すまでの反応時間がほぼ一定だとしたら、それほど遅れ時間は出てこないのではないかと思います。
これはしかし推測に基いた仮定の話です。
ということになりましたら、やっぱりそこのところを確認してみるべきでありましょう。
どうやって？
携帯のストップウォッチを押してスタートし、表示がちょうど１０秒になったところでストップボタンを押してストップしてみました。
その結果は？
何回か試したうちの２枚の写真です。
何回か試した結果はここに例示しましたように、概ね０．２２秒から０．２７秒の範囲にありました。
目または耳で信号を検知してから実際に体が反応するまでには普通はこの程度の遅れはどうしても出てしまいます。
歳の割にはいい数値ですが、これは予測が可能な状況でテストをしているためで、ですから時にはフライングで実際の信号よりも早く押してしまうなどということもでてきます。
さて次に行なったテストは非常に興味深い結果となりました。
今度は１１７の時報を聞きながらちょうど正分または３０秒のときにストップウォッチを押してスタートし、３０秒後の時報でストップするというテストです。
以下は繰り返して行なった結果をそのまま連続して記録したものです。
フライングのようにも見えますが必ずしもそうとは限りません。
スタートのときの反応時間よりもストップのときの反応時間のほうがほんの少し短かかったとも考えられます。
とにかくこのときの「誤差」はわずか−０．０６秒です。
「誤差」は０．０２秒です。
これも同じく「誤差」は０．０２秒です。
「誤差」は少し大きいですがそれでも０．１２秒です。
今回は「誤差」０になりました。
「誤差」は−０．０５秒です。
この結果はある程度は予測していましたが、予想以上によい数値であったことにちょっと驚いています。
この結果をみますと、前回お見せしました測定結果の表の秒換算誤差が概ね０．１秒以下になっていることには素直に納得できますでしょう。
またそれ以前に行なったテストでの秒換算誤差が０．２秒近くの値であったことに違和感を覚えたことは、このような確認をする以前ではありましたが、ある種の感のようなものが働いたように思います。
●その後の測定結果
今日で再々々計測を開始してから３日目になりました。