新製品の紹介(プチ連載です)
周波数カウンタ組立キット
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たまにはちょいと息抜きで小品も作ってみたいものです。
簡単にチョイチョイと…。
でも、なかなかそうは簡単にはいかなくて、いつものごとく回を重ねてしまうことになるのかも…。
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[第20回]
●GPSで1PPSを(8)USBインターフェース(2)
あれこれ試行錯誤してきた過程を整理して書いていくという作業は結構手間がかかります。
結論結果だけ書いて終ってしまえば簡単なのですが、実はまともにノートも取っていませんので、そのまま2〜3ヶ月もしますと、ものの見事に詳細不明になってしまいます。
書くのには手間がかかりますか、後々何かの役に立つのではと思って書いております。
仕事の合間に図版とか資料とかを捜しつつ書いておりますのでなかなか思うように進みません。
さぞやもどかしくお思いでしょうが、しばし我慢していただき気長にお付き合いをお願いいたします。
前回書きましたようにUBX−1612はハード的には簡単にUSBコネクタに接続できそうです。
しかしハードとしてつながることと、USB通信ができるということは別問題です。
まずはそのあたりを確認してみました。
実はNEO−5 Data Sheetでちょっと気になる記述をみつけてしまいました。
NEO−5というのはUBX−1612のもともとの製品名のようです。
(赤線は筆者)
Windows7は”pending”になっています。
しっかり確認したわけではないのですが「NEO−5」は旧型品でいまは「NEO−6」が現行品のようです。
で、NEO−5を開発した時点ではまだWindows7は出始めたあたりのときだったのでは。
あ。
疑問を感じたらいい加減なことを書かないで何でもウラをとっておくべきです。
ということでNEO−6のData Sheetでも確認してみました。
こちらはNEO−6のData Sheetです。
USBについては下のように書かれています。
NEO−5のData Sheetにあった”pending”が消えています。
ちょっと気になるNEO−5の”pending”ですが、実際に私がNEO−5を試してみた結果ではWindows7でも使うことはできたのですが、ただ最初にUSBで接続したときに「ドライバがみつかりません」というエラーが出てしまいました。
Ubloxのサイトに行ってドライバをダウンロードしたところ事なきを得たのですが、そのあたりに”pending”がからんでいるような気がします。
もしUSB接続を考えるならばNEO−5ではなくてNEO−6を選択したほうが無難なような気がします。
さてそれでUSB通信についてなのですが。
これもNEO−5 Data Sheetにありました。
UART(232Cシリアル通信)は9600bpsで、この表ではあいまいですが、USBでも仮想COMポートとして使うようです。
ひとつ上でお見せした1.12.2USBの1行目にも as an alternative to the UART と書いてありますから間違いないでしょう。
(実際に接続して試してみた結果、間違いありませんでした)
あちこち資料を思い出しながら引用していましたら、また時間がなくなってしまいました。
次回に続きます。
周波数カウンタ組立キット[第20回]
2015.10.8upload
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