2017.4.10
前へ
次へ
ホームページトップへ戻る

マイコン独立大作戦
CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
WindowsパソコンにUSB接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてWindows
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
昔はそれが普通のことだったのですが、安価なCRTディスプレイが生産中止となって久しい今日ではそれ
は叶わぬことと諦めていたのですが…。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

[総合第44回]


●INKEY$を修正

INKEY$はキーを押している間繰り返しキーコードを読み込む関数です。
この関数も正しく機能しませんでしたのでプログラムを修正しました。
テストプログラムを実行して、[A]キーを押したところです。

正しく機能するようになりました。
[Ctrl]+[B]の入力でブレイクしました。

●INPUT$を修正

INPUT$は指定した文字数をキーボードから入力するとその文字列を入れてリターンします。
この関数も正しく機能していませんでしたので、プログラムを修正しました。
テストプログラムでは1文字入力でリターンします。

正しく機能していますが、何をしているのかちょっとわかりづらいかも知れません。

別のテストプログラムをロードしました。


INPUT$は普通の文字キーだけではなくて、特殊キーのコードも入力できます。
それをそのままPRINT文で表示するとシステムが暴走してしまう可能性があります。
そこで20H以下のコードは文字として表示しないようにしたプログラム例です。

この例では入力された文字コードを十進数で表示しているため、分かりづらい結果になってしまいました。
abcXYZと入力したあとは[Ctrl]+[A]、[Ctrl]+[C]、[Ctrl]+[H]と入力しています。
aの文字コードは61H(97)、bは62H(98)、cは63H(99)、Xは58H(88)、Yは59H(89)、Zは5AH(90)です。
[Ctrl]+[A]の文字コードは01、[Ctrl]+[C]は03、[Ctrl]+[H]は08です。
そのあとd、eと入力しました。
dの文字コードは64H(100)、eは65H(101)です。

●AUTOの不具合を修正しました

AUTOは行番号を自動表示する機能です。
AUTOコマンドにも不具合があって、行番号が表示された状態のときに[Enter]の入力で終了するはずのところが、そのように動作しませんでした。
下はその不具合を修正したあとのテスト画面です。

行番号50のところで[Enter]を入力してAUTOを終了しました。
30行に入力ミスがあることに気が付きました。
n.aと入力したつもりがn,aと入力してしまいました。
n.はnextの省略形です。

こういうときにスクリーンエディタは便利です。

カーソルを[→][↑]キーで , のところに移動しました。

そこで . を入力したあと[Enter]を入力しました。


そのあとLISTコマンドで確認してから、RUNコマンドで実行しました。

.(ピリオド)はLISTの究極の省略形です。
r.はRUNの省略形です。

本日はこのほかにもプログラムを修正してテストをした項目があるのですが、今日のところは時間がありませんので、ここまでといたします。
次回にまた報告いたします。

CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作[総合第44回]
2017.4.10upload

前へ
次へ
ホームページトップへ戻る