2017.3.4
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マイコン独立大作戦
CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作

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WindowsパソコンにUSB接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてWindows
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
昔はそれが普通のことだったのですが、安価なCRTディスプレイが生産中止となって久しい今日ではそれ
は叶わぬことと諦めていたのですが…。
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[総合第21回]


●完全独立型FAT16DOSBASIC(ND8080用)も完成です!

この2、3日はお客様からのご注文が重なってしまったのと、その合間にND8080用の独立型DOSBASICを仕上げる作業とで手一杯になってしまってHPの更新ができませんでした。
本日も時間がありませんので、手短かに写真と簡単な説明だけで終ります。

先日からND80Z3.5(ND80ZV)用の独立型FAT16DOSBASICシステムと同じく独立型ZB3DOS(CP/M互換DOS)について説明してきましたが、同じことをND8080でもやらなくてはなりません。
ND80Z3.5のCPUはZ80で、ND8080のCPUは8080です。
Z80は8080の全命令をそのまま実行できますが、逆はそういうわけにはいきません。
Z80は8080にはない便利な命令や機能があるため、ついそういうものを使ってプログラムを書いてしまいます。
それを8080用に直すのはなかなかに手間がかかる作業です。
本日も早朝からお昼過ぎまで原因不明のトラブルに悩まされて頭を抱えておりました。
やっとバグをいくつか退治したところ動き出したのが下の写真です。

見出しでは「完成」なんて書いていますが、まだ手抜きでやり残しているところがありますから、本当はやや未完成です。
でもなんとかこうやって動くところまでできました。
ND80Z3.5と同様USBケーブルは接続していません。
Windowsパソコンから離れて独り立ちしています。

もう少しアップで撮りました。


VGA画面です。

DIRコマンドに続いてLOADコマンドでND80Z3.5のときにSAVEしたBASICプログラムをLOADして、LIST表示させました。
BASICプログラムは機種に依存しません。
ND80Z3.5で書いたBASICプログラムがND8080でも同じように実行できます。
ただND80Z3.5がZ80CPU6MHzに対してND8080は8080CPU2MHzなので、実行速度は目立って遅くなりますがそれは致し方ありません。

この通り、まともに実行できました。


CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作[総合第21回]
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