マイコン独立大作戦
ＣＲＴ/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
ＷｉｎｄｏｗｓパソコンにＵＳＢ接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてＷｉｎｄｏｗｓ
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
昔はそれが普通のことだったのですが、安価なＣＲＴディスプレイが生産中止となって久しい今日ではそれ
は叶わぬことと諦めていたのですが…。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
［総合第１３８回］
●またしてもバグ！！
いよいよ出荷のための最終段階ということで、昨日は朝からＰＩＣを焼いてＲＯＭを焼いて、最終的な出荷前の動作確認に入りました。
これがまたなかなかに手間がかかります。
キャラジェネＲＯＭも新しくＭＺ８０のディスプレイコードを追加しましたし、キャラクタ表示用とカラー表示用に２個の６２２５６が必要になりました。
新マイコン独立化システムでは増設用のＲＡＭとして６２８１２８がセットに加わりました。
ＳＤカードソケットも念のため動作確認が必要です。
システムＲＯＭはＵＳＢ接続型と独立型を１つにまとめた２７Ｃ５１２になります。
そのＲＯＭはＮＤ８０ＺⅢ（ＮＤ８０Ｚ３．５）用とＮＤ８０８０用の２種類あります。
それらを全部実装して、全数テストを行なって正常動作を確認できれば、やっと出荷のための準備が整うことになります。
それで昨日はいよいよその全数テストにとりかかったのですが…。
その途中でログがおかしいことに気が付きました。
あれだけ何回もテストしてきましたのに、ＲＯＭも出荷に必要な数を全部焼いてしまった今頃になって、おかしいことに気が付くなんて。
「ええぃ、なんてこったい！」
悪態のひとつもつきたくなってしまいます。
結局それからまた丸１日かかって、やっとバグを突き止めた次第です。
本当に「なんてこったい！」です。
せっかく焼いたＲＯＭはＺ８０用も８０８０用も全部シールをはがして、消去して、もう一度焼き直しです。
おかげでまたしても貴重な２日以上が無駄になってしまいました。
ま、しかし、ものは考えようで、全部出荷してしまったあとでバグに気が付いたらもっともっと大変なことになっていたことでありましょう。
あとはもうとんでもないバグなどが出てこないことを祈るのみです。
もう一度ＲＯＭの消去、再書き込み作業からやらなければなりませんが、大体作業の見通しは立ってきました。
この先順調に進めば週末一杯作業することで大体のところ出荷の準備は整うと思います。
遅れに遅れてしまいましたが、やっと来週始めから、長い間お待ちいただいた皆様に向けて順次発送することができると思います。
ＣＲＴ／ＶＧＡＩＦ＋ＫＥＹＩＦ＋ＳＤＣＡＲＤＩＦボードの製作［総合第１３８回］
２０１７．１２．２０ｕｐｌｏａｄ
前へ
次へ
ホームページトップへ戻る