2013.9.16
前へ
次へ
ホームページトップへ戻る

復活!CP/M ワンボードマイコンでCP/Mを!
CP/MがTK−80互換のワンボードマイコンの上で復活します
ND80ZVとMYCPU80の上でCP/Mが走ります

[第475回]


●LST:

やっとE−80ミニコンのアートワーク修正作業がほぼ完了するところまできたのですが、それとは全く別件で急ぎの基板設計のご注文をいただいてしまいましたので、ここ数日はその作業にかかりきりでした。
気がつけばHPの更新が中3日も抜けてしまっていました。
そのほかにもこなさなければならない作業をかかえておりますので、まだ手一杯という状況が何日か続きそうです。
その間もH様からは毎日のようにE−80の検証作業についてのご報告のメールをいただいているのですが、なかなか皆様にご紹介できずにおります。

前回はH様からいただいたI/Oバイトについてのテストログを紹介しました。
じつはH様からはそのメールに先立って、
「LST:は使えますか?」
というご質問をいただきました。

LST:はプリンタ出力なのですが、実はそういう形では試したことがありませんでした。
いえ。
セントロニクスプリンタを接続しての動作テストはND80ZV(ND80Z3.5)のZB3DOS(CP/M互換DOS)でもやりましたし、E−80ミニコンでもちゃんと動作することを確認しています。
しかしそれはZB3BASICのLLIST、LPRINTを使ったテストやファンクションコールでのテストを行なっただけで、LST:については、そういえば確認はしておりませんでした。

たまたま、H様からメールをいただく直前に長野県のN様からメールで問い合わせをいただきました。
N様は当記事をお読みになったことがきっかけで、セントロニクスプリンタをご購入になったのだそうです。
ところが何かの設定の問題でしょうか、プリンタ出力に問題が発生しているとのことで、ご質問のメールをいただいたのでした。

N様からいただいたメールには、LST:を使った操作例が質問として書かれていました。

PIP LST:=A:TEST.TXT

のように入力して、正しくプリントアウトができるかどうかという問い合わせでした。

そうか。
PIPを使えば、簡単にLST:を使ったテストができるのですね。
さっそく試してみて、ND80ZV+ZB3DOSにOKIのMICROLINE50HUを接続して、上記コマンドが正しく機能することが確認できました。
N様には、正しく動作しましたとご返事いたしました。

H様にもその結果をメールでご返事いたしましたところ、それがきっかけとなってI/Oバイトについての動作テストをしていただきました。

ワンボードマイコンでCP/Mを![第475回]
2013.9.16upload

前へ
次へ
ホームページトップへ戻る