2013.7.23
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復活!CP/M ワンボードマイコンでCP/Mを!
CP/MがTK−80互換のワンボードマイコンの上で復活します
ND80ZVとMYCPU80の上でCP/Mが走ります

[第443回]


●ND80ZVの写真を送っていただきました

長野県のY様からND80ZVの写真を送っていただきました。

自作のきれいな透明ケースに入っています。
こうやって丁寧に扱われている写真を拝見しますと、なんだか嫁に出した娘が大切にされているような気がしてとてもうれしくなります。
でも、これはアクリル?
キーボード部分がきれいに切り抜かれていますが、何か特別の道具でも使ったのでしょうか?
ちょっと気になったものですからお尋ねしました。

そうしましたら沢山の写真とともに丁寧なご返事をいただきました。

[菱田]
キーの部分だけきれいにくりぬいてみえますが、かなり分厚いアクリル板のように見えます。
何か特別の道具などを使用されたのでしょうか?

[Y様]
最初はアクリル板で作ろうと思い、近くのホームセンターにいったところ「ペットエース板」というものを見つけました。
ペットボトルと同じ素材らしいのですが、透明度も高くアクリル板よりも柔らかいので加工が容易との触れ込みでした。
2mm厚の板をアクリル板カッターで切り出し、切り出しナイフとヤスリで仕上げています。
キーボードの部分はドリルで4mm間隔ぐらいに3mmの穴で内周をぐるりとあけ、穴と穴の間をニッパーでパチンパチンと切って落とした後を切り出しナイフとヤスリで仕上げています。
素人工作なので特別の道具はありません。板を切り出すにはアクリルカッター、大きく削りたいときには切り出しナイフ、仕上げは金工ヤスリを使っています。

[菱田]
よく見ますとバッテリーのところは蓋になっているようです。

[Y様]
バッテリーの高さが22mm程あるのですがスペーサーが10mmと15mmしか手に入らなかったためどうしても飛び出してしまいます。
最初はキーボードと同じように穴だけあけておけば交換も簡単かなと思っていたのですが、板の端切れも出たので覆うように箱を作って接着してしまいました。
板の接着には一緒に売っていた「ペットエース専用接着剤」というのを使っています。
DIPスイッチのところには薄いプラスチックの板をセロハンテープで開閉できるようにしてあります。
確かに硬くて加工がいやになるというほどでもなく、日常使っている分には傷だらけになってしまうこともなく、透明度も充分でLEDが見づらいこともありません。なかなかに良い素材のようです。

[菱田]
なるほど。
ペットエース板というものがあるのですね。
そういうものがあるとは全く知りませんでした。
当地のホームセンターにもあるかどうか、今度探してみることにいたします。

Y様からは以下のように沢山の写真を送っていただきました。

(1)ND80ZVをケースから出したところです。


(2)スピーカーが基板に当たるので絶縁しました。


(3)ND80ZVをケースに入れました。


(4)スペーサーを取り付けて蓋をしました。


(5)スピーカー周りです。


(6)バッテリー周りです。


(7)こちらもバッテリー周りです。


(8)バッテリー周りを横から見たところです。


(9)DIPスイッチ周りです。


Y様にはND80ZV用ZB3DOS(CP/M互換DOS)セットをご購入いただきました。

[Y様]
ところで、今回のND80ZV用増設RAMボードを装着した[第358回]の写真を見るとキーボードより増設RAMボードのほうが高くなるように見えます。
増設RAMボードの部分はバッテリー部分と同じように穴を開けて蓋をかぶせることになるのかなと想像しているところです。

[菱田]
そうなりそうですね。
増設RAMボードを取り付けたら、また写真をお送りください。

Y様。
きれいな写真をたくさんお送りいただき有難うございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

ワンボードマイコンでCP/Mを![第443回]
2013.7.23upload

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